135kHz アンテナの設計
135kHzのアンテナを何にするか? 机上計算では既に解決済みです(^^)
私は1.9MHz逆L型アンテナ ステー兼用タイプにローディングコイルを入れる予定です。ワイヤーの長さは40m。当然、1.9/3.5MHzに簡単にQSYできますし、先端にワイヤーを継ぎ足せばこれより長くできます。ボディーアースが利くかどうかは、やってみないと分かりません。
コイルのインダクタンスはMMANAによると5,182μHとなりました。この値はワイヤーの形状や、計算時のセグメント分割によって大きく異なるので、だいたいの目安です。
コイルの直径20cm、線の直径1.0mm、巻きスペース0.2mmの空芯コイルでインダクタンスを求めると、巻数は213回、コイルの長さは25.5cmとなります。これなら100円のゴミ箱に隙間無くワイヤーを巻けば製作可能です。
利得は-42dBiと出ました。利得-26dBiの1.9MHzモービルホイップ同士で交信するようなものとイメージすれば、電離層反射によるAJDやWAJAも実現可能と思います。WACAについては筆者は責任を負いません Hi
計算上のSWRは、最適条件にマッチングしてSWR<2.0の帯域が1.6kHz。経験上、計算値より実測値の方が帯域が広く出るので、バンドはフルカバーできそうです。
調整をどうするか? ありました!『三田無線研究所0.1~50MHzデジタルディップメーターDMC-50』 しかし…定価10万。これを買ったら8エリアローラーに行けなくなってしまう(笑) 昔作った「秋月電子8桁周波数カウンタ(現在は販売中止)」を改造してディップメータにするつもりです。
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コメント
毎日興味深く拝見しています。
BCLに熱中だった頃、長波でソビエトの局を追っかけていた頃を思い出しました。
投稿: PQM | 2008年12月 9日 (火) 08:07
40kHzや60kHzの標準電波が小さな電波時計で受信できるのだから、
135kHzも飛びそう、という声もあります。
期待しています。
投稿: JO2ASQ | 2008年12月 9日 (火) 19:29
ディップメーターよりも、8ローラーを優先して欲しいナ。ボッソ‥
投稿: KIC | 2008年12月11日 (木) 21:55
8エリア135kHz~5600MHzローラー…(゜◇゜)
投稿: JO2ASQ | 2008年12月11日 (木) 22:08
8の1.9残りは2つです。ボソ…
投稿: JH1RYE | 2008年12月12日 (金) 00:01