
自作名人も京都コンテストも出たかったこの週末。サテライトの講演を聞くついでに、1200MHzの富士山反射を試してみるため、18県へ向かいました。
会場周辺は建物に囲まれていて運用には不適。離れている第2駐車場で、民家の間から見える富士山を狙います。ビームを富士山より少し東に向けてCQを出すと次々に呼ばれます。特に430MHzでビームが合った時は激強。1200MHzでも4QSOできて大満足でした。
講演が始まる時点で、最年少来場者は私かも?何だかなぁ(苦笑)
西日本ハムフェアの講演に向けて、気付いた点をメモ。JAMSATがいない地域での講演依頼は大歓迎です Hi
- 私はDXについては全くの素人なので、今回の資料を大いに参考にさせていただきます(ほとんどパクリかも?)
- サテライト移動用アンテナ集の紹介はFBでした。ただ説明に時間がかかるので要検討。最後にお散歩セットか新幹線運用の写真が出るかと思った(苦笑)
- ドップラー効果の実演はうまく聞こえず(※解説は後述)
- 送受信を別々のリグでも出来る、との説明が無かったような…。
- V/UHFが普通は運用できないような山の中でも衛星が見えればできる、という写真は良かった。アパマンでもそれなりにできる、移動すればもっと可能性が広がる、と追加しておきたい。
- 衛星バンドをクリアにすることの意義も説明すると良い(時間が足りないかな)。
この後、駐車場に戻ると、釣竿アンテナのコイル部分が無くなっている…。どなたかが持ち去ってしまったのかしら? バリバリ移動運用される方であれば、一声掛けていただければお譲りしますが…。
帰りはリクエストがあった長泉町。そして講演を聞いて夕方のAO-51をワッチされる方もいらっしゃるだろうと牧之原市で迎撃。
交通量の少ない道路で浜松市南区と西区からLB運用。南区はタイミング合わず。
浜名郡新居町、豊橋市、田原市とサテライトに出て、20県の全市郡区からサテライトSSBの運用終了。あとは海部郡、知多郡の町村リクエストを埋めれば20県サテライトはパーフェクトです。
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※ドップラー効果の実演について
滑車を付けた携帯電話をロープの上で滑らせ、ドップラー効果を説明する実演がありました。この方法では高確率で失敗します。理由は次の通り:
ドップラー効果の公式:
f' = f × V / (V-Vs)
f' は聞こえる周波数、f は音源の周波数、Vは音速、Vsは移動速度(近付く向きを正)です。一例として f=1,000[Hz]、V=340[m/s]、Vs=2[m/s](目測でこのくらい)とすると、f'≒1,006[Hz]。
この6Hzの差は普通の人には分かりません(絶対音感で分かる人もいます)。聞く位置によっては相対速度が小さくなり、周波数の差はさらに小さくなります。
また、動かす前の音の高さを、あらかじめ強く印象に残しておく必要があります。連続音ではない携帯電話のアラーム音(ピロピロピロ…)では元の音が記憶に残りにくいです。
60[km/h]=16.7[m/s]の救急車では f' ≒1,052[Hz] となりますので、音感の無い人(失礼!)でも分かります。
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