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2009年5月28日 (木)

135kHz至近距離QSOについての理論的考察・その3

[1] [2] からの続き

135kHzの免許を受けた局の多くは、ロングワイヤーアンテナにローディングコイルやカップラーを通して給電しているようである。そこで、このような局相互で受信可能な最大距離を求める。

40mH逆L型ワイヤーにローディングコイルとインピーダンス変換コイルを介して給電する場合、約5.2[mH] のコイルが必要である。MMANA(逆モーメント法)により相対利得を計算した結果、約-43dBiとなった。真数に直すと 5×10-5

式(2)において、GT = GR = 5×10-5, PT=5×101, PR=5×10-15 を代入すると、 d=4.3×104[m]。 すなわち 43km 離れた所で受信できる。

これは見通し距離における値であり、実際は地表面による回折や反射の影響も考えられる。例えば、大地の反射係数が1であり、直接波に対して大地反射波の通路長の差に基づく位相のずれが2nπ(n=0, 1, 2…)のとき、電界強度は2倍になり d は更に大きな値をとる。

さらに、未知のパラメータ、電離層反射がある。

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