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2010年1月27日 (水)

ローバンドのスキップ現象

この時期、夜間に3.5MHzの近距離スキップが見られます。そのデータを確認できるWEBページがあります。

Oblique propagation frequency summary

ここを見ると、例えば「500km先に到達するのは何MHzから何MHz」と分かります(WKが稚内、TOが国分寺、YGが山川、OKが沖縄)。verticalのMUFが3.5以下になると、3.5MHzの近距離がスキップしています。

イオノグラムですと通常、上限の周波数しか分かりませんが、こちらは下限の周波数も分かります。携帯版(テキストだけ、容量が少ないページ)が無いのが残念。

ところで、このページのグラフは、上限周波数が180MHzとなっています。これがもし上まで振り切ってしまうと、144MHzが3000km先まで飛んでしまう…。一度見てみたい Hi

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2010年1月26日 (火)

2010年1月25日 みよし市

HO-68がリニアトラポンになるというので、SATの需要がまだあるはずのみよし市へ。

1.9CW、3.5CW、3.5RTTY、SAT、地上波の順に運用。ここで1.9PSKのリクエストがありました。実は1.9PSKは免許を下ろしたものの未交信。1.9MHzが混んでいる時に運用することが多く、これまでPSKで出る余裕がありませんでした。

ところがCONDXが非常に悪く1QSOだけ。次の機会によろしくお願いします。

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2010年1月24日 新城市・宝飯郡小坂井町

20232_21月31日に消滅する宝飯郡。最終日は別の予定があるので、1週間繰り上げての消滅祭りです。ローバンドのCWはアクティブに運用されており、「宝飯郡消滅をPRする?記念局」も出ているため、サテライト、V/UHFのCW、RTTYに限定して運用しました。

VO-52の1パス目は新城市から出ました。新城市は、1200MHz担ぎ上げで1エリアを狙える場所はたくさんありそう。健康のために一度やってみますか Hi

20016cKozakai宝飯郡小坂井町は平地で開けた場所がいくつかあるようですが、東名高速から行きやすい場所を希望して、豊川放水路の堤防へ。路肩が狭く交通量が多いため、行き止まりの所へ。5時間ほど滞在しました。

予想通り、7MHzの近距離が19県まで開けていました。しかしそれも短い時間。13時頃から、しっかり3.5MHzで楽しめました Hi

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2010年1月22日 (金)

気象データ

気象データ検索

  • 2009年4月1日 最高4.4℃、最低-7.5℃、積雪121cm
  • 2008年4月1日 最高1.2℃、最低-4.0℃、積雪66cm
  • 2007年4月1日 最高4.3℃、最低-2.2℃、積雪115cm
  • 2006年4月1日 最高2.1℃、最低-1.6℃、積雪162cm
  • 2005年4月1日 最高2.7℃、最低-10.6℃、積雪147cm

午前0時からの運用は無理そう。

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2010年1月21日 (木)

関西ハムシンポジウム 裏予告

■技術講習会
JAMSAT会員による“ハンディートランシーバーで衛星通信”
※実演あり

■特別講演
“私はこうしてJARL財政を破綻させた”
 2か月毎に送られてくる「みかん箱」、年間7200円で送れるのか?
 関係者による貴重な証言

■メーカー展示
・世界初!135kHz帯ハンディートランシーバー発売か? 開発者直撃インタビュー
・都心部での1.9MHz運用を実現した究極のアンテナ

■クラブブース
・那覇市・豊見城市移動運用プロジェクト
 ~ラムサール条約をPRしよう!~
・幌加内町移動運用愛好会

■体験コーナー
・職務質問の模擬体験 
・パイルアップトレーナー カスカスバージョン

■公開運用
135kHz、7MHz AMなど、貴重なバンド・モードによる公開運用

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2010年1月19日 (火)

FO-29復活予想

運用予告にある2月11日11:40(UTC)~ 以降のパスがONと予想します。

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2010年1月17日 (日)

2010年1月17日 浜松市ミニローラー

1802022午前中に7種類の衛星が使える?予定というので、普段なかなか行けなくて、需要が期待できる所へ…と思いつきで浜松へ。

浜北区・東区・南区の移動運用の定番である天竜川河川敷へ。まず朝5時のAO-51を東区へ。ここは以前HFで大パイルを受けたことがあるので、HFが開けた時に出たら面白いだろうと考え、結局8時台のVO-52の第1便まで居座ることに。2回目の運用となるHO-68のリニアトラポンも、アップリンクは強力で難なく運用できました。ただHFのCONDXは完全にハズレ。

18223SATと地上波のリクエストがあり、9時台は一気に湖西市の浜名湖畔へ。そして浜名郡新居町でRTTYの消滅祭り…と思ったら7MHzがスキップ。昼間から3.5MHzに頼らざるを得ない状況でした。

HBのリクエストがあった西区南区へ。28MHzは厳しかったですがスキャッターがFB。そして移動に少し時間がかかった浜北区も…28MHzまでできちゃいました。こんなCONDXで確実に飛ばすのもテクニックの一つです。

だったら東区も? ところが数分のうちにCONDXが低下し、14MHz止まり。その後の運用はあきらめ帰路に就きました。

今回の収穫は、新区祭りの時に運用場所を探すのになぜか苦労した西区の様子が分かり、使えそうな場所が見つかったことと、西区1.9MHzのリクエストがあり11時過ぎでも使えると分かったこと。Eスポシーズンに移動する機会があればまた行ってみます。

本日のSAT

  • 05:02 AO-51 浜松市東区 3q
  • 05:58 FO-29 浜松市東区 13q
  • 06:46 AO-51 浜松市東区 4q
  • 07:37 HO-68 (CW/SSB) 浜松市東区 14q
  • 07:57 VO-52 浜松市東区 11q
  • 09:22 HO-68 湖西市 32q

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2010年1月16日 (土)

電離層の現況と予想 その2

前記事でCONDXが悪いと言われているのに、「7MHzや10MHzの近距離が聞こえた」という方もいらっしゃると思います。その理由を説明します。

Flayer

7MHzの国内近距離伝搬を例に挙げると、春~夏のいわゆる「CONDXが良い」時期の通常伝搬はE層によるものです。一方、現在はE層が消滅し、F層が太陽黒点数の上昇に合わせて発達しているので、7MHzでもF層による反射が主になります。

F層はE層より高度が高いので、F層での電離層反射は、E層よりも高い打ち上げ角に対応します(図)。従って、F層伝搬を有効に使うためには、高い打ち上げ角のアンテナが有利になります。

地上高が1波長より低い条件では、一般に、ホイップ・GPなど垂直系のアンテナは打ち上げ角が低く、水平・逆V型ダイポールなど水平系のアンテナは打ち上げ角が高くなります。さらに、マッチングの問題が解決されたと仮定すれば、水平系のアンテナは地上高が低いほど打ち上げ角が高くなります。

という理由で、今のCONDXでは、地面を這うような低いダイポールアンテナを使えば、7MHzや10MHzで国内近距離のQSOができる可能性があります。ベランダから水平に突き出した釣竿アンテナでも、水平面内の指向性が合っていれば、意外な好結果が得られるかもしれません。

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2010年1月14日 (木)

430MHz CWの不具合

新市移動で、

  • 144MHz CWは強いのに、430MHz CWが聞こえない
  • FM衛星のAOS直後が聞こえない

という現象が頻発したので、リグを点検しました。

その結果、430MHzの周波数が低い方にずれていました。場合によっては1kHz以上ずれたかも。真夏の暑い中で較正したので、雪が舞う中で運用すれば、そりゃずれるでしょう Hi

高安定水晶を新たに装着し、感度調整もしました。次からは期待。

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2010年1月13日 (水)

電離層の現況と予想

HF帯の電波は、地上数10km~数100kmにある電離層に反射することで、見通し距離外の遠方に到達します。…という話を4アマ講習会で毎回、熱く語ります Hi

電離層には大きく分けて3種類(+あと1種類:Es層、ここでは省略)があります。

  • F層:いちばん高い所にある層。ここまで到達すれば海外DXは確実。太陽黒点数が増えるほど、電波を反射しやすくなる。
  • E層:昼間に主に出現。7MHzの国内近距離伝搬の主力。夜間は消滅するか、中波帯だけを反射する。
  • D層:昼間のみ出現、ローバンドの電波がE層に到達する前に減衰させてしまう。夜間は消滅。

ここから本題。

現在、どういうわけか、昼間もE層がほぼ消滅状態にあり、少なくとも今後1~2週間は回復しないと予想しています。つまり、7MHzでの国内近距離QSOでの主力となる電離層が機能していません。現時点で、イオノグラムの国分寺や山川が瞬間的に5~6MHzになるのは、イオノグラムで本来想定している(?)E層ではなく、F層の「おこぼれ」によるもので、E層による正規伝搬と比較すると、カスカスに弱いはずです。

太陽黒点の数の上昇に伴い、F層が次第に活発になっているため、18MHzや21MHzでDXが大当たり、という話を聞きます。このF層が強力になると、夜中のとんでもない時間に7MHzの近距離オープンがあったりもしますが、今はそこまでの勢いはありません。みよし市1日目の深夜が、まさにこの状態でした。

従って、今後しばらく、7~28MHzの近距離QSOが期待できなくなります。その間、V/UHF、衛星、デジタル、135kHz…と何を楽しみましょうか。

[1月14日追記] 1月24日からE層復活と予想。

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2010年1月11日 (月)

2009年集計結果

バンド別

BANDQSOs
135k21
1.92,636
3.53,488
72,020
10916
14755
181,395
21919
241,014
28736
50154
144490
430492
1200252
2400114
560035
10G0
SAT8,766
合計25,160

自局運用エリア別

運用エリアQSOs
常置場所113
/11,144
/25,963
/32,831
/42,105
/52,170
/65,304
/84,624
/9621
/0285

モード別

MODEQSOs
CW21,445
SSB2,492
FM821
RTTY397
PSK3
WSJT2

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2010年1月2日 九州移動8日目

4020渋滞がどうなるか予測できないので、この日は運用しない予定でした。しかし3年前の第1回九州移動で落としてしまった中間市SATだけは運用することに。7MHz CWのリクエストが複数の局からあったことから推測すると、あまり運用の無い市なのでしょうか。

予想通り、神戸JCTから先が30kmの大渋滞となり、午後11時過ぎに帰宅しました。そして翌日に新市祭り第2弾が…。[完]

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2010年1月1日 九州移動7日目

0時の時報とともに3.5MHzでCQ開始。近距離が既にスキップしており、2エリアだけが激強のCONDXでした。1局目から順に18県(1802市)、34県、33県、23県と続き、2エリアのベランダアンテナの局が早い時刻に交信できているのが今回の特徴です。また8エリアもスキップ効果でかなり強力でした。

最初のSATとなるSO-50の北上パスは、ロケの都合で出遅れ。安全を最優先のロケなので仕方がありません。

Kafurikoen_2

-・・・-

ここで今回のアンテナシステムについて解説。ローバンドは、釣竿ホイップが強風で立てられないので、壱岐市と同じ40mワイヤーです。(チューナーは一切使っていません。ボディアースと、先端と中間に1m間隔で入れてあるギボシによるワイヤー長の微調整のみ)。この場所は直線で40mの広さが無く、水平部分は上から見て「へ」の字型に張っています。水平部分のうち、3.5MHz切換用ギボシより先の部分は地上高1mほどしかありません。1.9MHzはこんなアンテナでも飛びます。

1.9MHzは東向きが最も強いビームになったはず、7エリアの日本海側あたりは弱かったかも(^^;)

7MHzは、設備に余裕がある時には、水平系と垂直系を併用するようにしています。また、7MHzのアンテナの性能を良くしてQRPで運用することで、必要以上のパイルで運用時間が延びることを避けたり、電源を長持ちさせたりするという戦略もあります。今回は8バンドV型DPと、2.5mの釣竿ホイップの併用でした。打ち上げ角の関係で、地元局を除いては2.5m釣竿ホイップの方がおおむね強く入感していました。7MHzと3.5MHzに限り、CONDXが良い時はパワーを10W程度に落としています。お気づきでしょうか Hi

SknStraightkey10~50MHzはV型ダイポールです。特に10/14MHzではフルサイズのギボシDPより利得は低いことは否めません。しかし、これには「回せる」という利点があります。Scが最も強い方向に向けるのです。今回も大活躍しました。もちろん瞬間QSYができるので、QSY**MHzと打った1秒後に次の周波数で出ることも可能です。雪は降っていましたが、着雪しないような雪質だったことも良かったです。

-・・・-

CONDXは14時台が最も良く、28MHzで12QSOというのが今回のCONDXの指標になるかと(ちなみに28MHzの伊佐市1日目は12QSO、南九州市1日目は4QSO)。糸島市は783QSO(31日の前原市306、糸島郡74)でした。

AO-51のSKNでも運用。ミズホ通信のベビーキーをカマボコ板に取り付けたものです。1パス目12QSO、2パス目5QSOでした。

VO-52の最終便はSAT初登場町村の糟屋郡久山町。町村マニアには糟屋郡、田川郡は美味しい所でしょうか Hi

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2009年12月31日 九州移動6日目

40002bIkiフェリー第1便が欠航となり、船が出るまで港の駐車場で運用。18MHzは何も聞こえず。

大型船での折り返し運航が決まり、第2便で本土に帰れました。港を下りると、船酔いで気分が悪いのを耐えつつ、CONDXが良いうちに糸島郡7MHz RTTYを運用するため糸島郡二丈町に直行。昼食抜きのまま、さらに前原市7MHz RTTYを運用するため、ひたすら東進。

ここで、なんと28MHzまで大オープン。前原市18MHz RTTYなど超レアモードまでサービスできてしまい。3時間近く呼ばれっぱなし。最後の最後で、天が味方に付いてくれました。

ItoshimaQqp17時過ぎ、志摩町でQQPさん、二丈町でEIJさんが既に運用開始していたので、前原市でロケハン開始。志摩町に入ってすぐのところでQQPさんを発見。パイル中でしたので声は掛けませんでした。SRI

1時間半ほど市内を徘徊し、トイレがあり東側に開けた場所を3か所ほど確保。平地では風が強く、ポールを1本立てるだけでも苦労しそう。また、前原市の市街地で運用する以上、南側に山があるロケは避けられず、南を通るパスはロスタイムが生じます。

とりあえず19時のVO-52は、最後に下見した加布里公園展望台へ。ここで、あることに気付きました。北西側に展望台で強風が遮られて弱くなっているのです。SATのロケでは劣るものの、人の気配もありませんし、トイレも完備されており、万が一の時も徒歩で簡単に下山できるので安心です。海抜高度はかなり高く地上波はFBな場所です。VO-52後の地上波で、早速34県の強力な電波が聞こえました。

VO-52の最終便を志摩町へ。ここが本当に寒く、道路は凍結していました。加布里公園に戻る途中で、バッテリーの充電器とPCのACアダプターを同時にONにしたところ、シガープラグからの電源供給が途絶えてしまいました。前原市での最終運用を控え、慌てるばかりで最初は原因が分からず。車の取説を見てダッシュボード裏のヒューズを取り替えるまで、30分以上かかりました Hi

展望台の風除け効果は絶大で、SAT用の三脚が倒れるようなことも無く、準備は順調に進みました。23時30分過ぎ、ようやく前原市最終運用を開始。あとは0時の時報を待つのみです。

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2010年1月9日 みよし市

20383みよし市を初日に逃した方のために最初の土曜日に移動。当初は午前中の予定でした。

午前中のCONDXは最悪、午後からScと弱いF層の出現でハイバンドがある程度できると予想(お告げ?)し、午後からの予定に変更しました。近場のHF移動では、事前にCONDXを予想して行きます。

初日にある方が移動しておられた東名三好IC近くの公園。各種の店は近いし、トイレはきれいだし、北から来るには確かに近くて便利です。しかし住宅街の中にあり、最も近い家まで50mも離れておらず、私だったら深夜の運用はちょっと気になります。さらに南東側に林があり、サテライトには決して良い条件ではありません。ここで私がVO-52に出ても、1パス30QSOに達しないと思われます。

CONDXは予想通りで1エリアの局と28MHzまで成功。7MHzはスキップして局数は少な目。初日に十分できなかった3.5MHz RTTYである程度サービスできました。

V/UHFの地上波は1日目の三好公園か、通い慣れた境川堤防が良いはずなので、この場を離れることに。三好公園は同業者がいそうな気がして境川へ。その間、豊明市で未運用だった3.5MHz RTTYで時間調整。

VO-52の第1便で境川堤防に戻り、144~1200MHz CWをサービス。430MHzがCONDXは悪く、さらには1200MHzも同じ場所で強力に聞こえたはずの局に苦戦しました。1200MHzは何とか1エリアとQSOでき目的達成。430MHzは春以降に再チャレンジします。

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2010年1月10日 (日)

2009年12月30日 九州移動5日目

421024210朝から大荒れの天気。午前中は釣竿ホイップ1本+SATアンテナだけの軽装備です。7MHz CWでの入感地域を見ながら、CONDXが上がったタイミングを見計らってQSY UP作戦です。結局18MHzより上はQSOできませんでした。

JF1KICさんから「鹿児島のしょうゆは甘い」という話を聞いていたので昼食を探す時に探索。新上五島町はこちらと同じ塩辛いもの、壱岐市では甘口しょうゆのようです。ただし宿の食事は塩辛いしょうゆでした。

午後はさらに大荒れで、釣竿を立てることすら困難に。ローバンドは逆L型アンテナに変更。このアンテナは、いったん共振周波数を調整すれば、ワイヤーが持ち上がるような風が吹かない限りは、特性が極めて安定しています。アンテナは使い分けが重要です。3.5MHzはノイズレベルが高めで、VO-52の受信にもノイズの影響がありました。

15時台に7エリアの局から1.9MHzのリクエストを受けたものの、当然ながら応答無し。西日本では日没が遅く、まだまだ昼間です。その直後、46県とは距離が近いため1.9MHzでできました。このように、6エリアや8エリアでの移動運用では、伝搬の地域差を探ることが一つの楽しみです。

夕方、1本の電話が…。フェリー会社から翌日の第1便のフェリーが欠航との連絡でした。

顔にも雨粒が吹き付けるような強い雨と、歩くだけでもあおられそうな強風。そんな中、午前8時から午後9時近くまで、ひたすら無線…。

前日は数組の宿泊客がいた宿に戻ると、この日の宿泊客は私一人だけ。こんな旅もいいものです Hi

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2009年12月29日 九州移動4日目

42004bEmukae消滅する北松浦郡江迎町・鹿町町の2町はSATで運用しておきたい…。地図を見る限りロケは厳しく、SATに適した場所はあるのでしょうか。

江迎町は仰角0°までは見えないものの、意外と簡単にそれなりの場所を確保。ただMEL7°のVO-52はダウンが弱めで聞こえないパスでした。

鹿町町の方は結構いろいろ探しました。起伏の激しい地形で、どうしてもAOS・LOSのどちらかが山と重なってしまいます。ここも何とかパスの時間に間に合い、7~14MHzのCWとRTTYも運用。

42004mShikamachiここから一気に唐津市まで移動。HFのCONDXが完全にNGだったようで運転に専念できました。糸島郡からAO-27かSO-50に出ようと向かってみたところ、渋滞で結局到達できず。唐津市でAO-27に出た所でトラブル発生。強風でアンテナが倒壊し、430MHzの給電部が断線。フェリーの時間まであとわずか。島には夜に明るい場所で作業できる環境は無いはず。これ以上壊れないで、と祈る気持ちでハンダごてに火を入れ、何とか補修完了。

フェリーは強風でかなり揺れた上、満員でゴロ寝スペースが確保できず。船酔いで頭がフラフラの状態でした。

壱岐市は筒城浜の駐車場を確保。夜食は手配していなかったので、空港の途中にある「酒屋&魚屋」「食料品店」の2軒でおにぎりやパンなどを入手。生鮮食料品が非常に少なく、都会の生活に慣れた者から見ると驚きの品揃えでした。

運用開始時は真っ暗。明かりもありませんので、この夜の写真はありません。

現地は強風に加え、雨も降り始めました。430MHzのSWR計を持っておらず、断線したアンテナの接続を確認する手段がありません。そこで苦肉の策として「ハム手帳」のレピータ局リストを見て、九州本土のレピータにアクセスを試みることに。糟屋郡須恵町のレピーターにアクセスしたら、2局のIDが同時に返ってきました。リストをよく見ると熊本市にも同じ周波数のレピーターがあります。壱岐市から熊本市まで430MHzが届いた! これで安心してサテライトに専念できました。

3.5MHzで運用を始めるとものすごいパイルに。前原市・糸島郡移動の局からも呼んでいただき、VO-52でのパイルをさばいて、長かった1日が終わり。JI4EAWさんからHO-68のリニアトランスポンダが動くという話を聞き、ぶっつけ本番で運用したら何と27QSO。いきなり1パスQSOの世界記録でしょうか Hi。FO-29よりも信号は強そうで期待できます。

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2010年1月 9日 (土)

北海道新郡祭り

JARLのWebにある.xlsファイルが更新されました。

2010.4.1- JCG#01081 雨竜(上川)

の新設が決まったようです。

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2009年12月28日 九州移動3日目

42007c強風の中、フェリーが来るまで港の駐車場で7MHzとSATを運用。幸い、海上は比較的穏やかでフェリーはあまり揺れませんでした。

サテライト町村マニア向け移動に行っておきたいのと、佐世保市街を出ると食事の出来る所が見当たらなかったので、東彼杵郡波佐見町東彼杵町杵島郡白石町と、サテライト目的以外ではあり得ない無駄な遠回り。

41003g1日目の大町町と同じルートで波佐見有田ICから北上し、伊万里市での運用を目指すと、途中で事故渋滞による交互通行。ノロノロ運転で何とか動けたものの、AO-51は出られず。反対車線の南向きは動く気配が無いので、伊万里市に到着したところで3.5MHz RTTY、さらにはPSKで暇つぶし運用。CONDXが悪くあまり呼ばれず。

西松浦郡有田町は事前に調べておいた歴史と文化の森公園の高台から。やはりこの町は大部分が山間部にあり、サテライトの運用場所を見つけにくい秘境です。VO-52は1パス40QSOで、今回の大移動の最多でした。

4202最終便のVO-52は佐世保市のフェリーターミナル駐車場で。サテライト運用中、到着から10分ほとで3人組の職質が来られました。仕事が速いなぁ(笑)。

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2010年1月 7日 (木)

2009年12月27日 九州移動2日目

Sasebominato佐世保港から朝1便のフェリーで南松浦郡新上五島町の有川港に向かいます。航海中は無風状態で波も全く無く、船が揺れないため本当に船が進んでいるのか体感で分からないほどでした。

運用場所の候補として上五島空港へ向かいました。しかし、市街地から遠く(約20分)、海抜高度があまり高く無さそうだったので途中で引き返し、黒崎峠展望台の駐車場から運用することに。後で判明したことは、ここの駐車場は北側がPM43、南側がPM42らしいのです。ナビの緯度表示およびGlid Locator Calculatorによる確認では、運用した場所はPM42、以降の島内での運用場所も全てPM42でしたので、QSLカードはPM42に統一します。

42009k1SATと7MHzを主に運用した後、昼食兼夕食と休憩のため再び港へ。港に隣接する五島うどんの里は昼食時間帯しか開いておらず逃しました。午後3時過ぎ、食事のできる所は見当たりません。前日夜から歯が痛く、疲労もあって痛みが激しくなり、何とか見つけた街の薬局で痛み止めを購入。昼食はスーパーで買った寿司。19県あたりで見かける怪しい寿司Hi よりもネタの量が3~4倍あり、とても美味でした。

42009k2 大移動で後の予定が詰まっている時の歯痛や腹痛は、大した痛みでなくても心理的な不安は相当なもの Hi。今後は常備薬を持っていくことにします。

夕方からは海岸に場所を移しローバンドとSATへ。午前中の穏やかな天気が一変、雨が降り出し、さらに風が強くなってきました。強風のため伸縮ポールが伸びなくなり、ネジを全開に緩めて無理やり伸ばそうとしたらスッポ抜け、倒れたら惨事となるところでした。

年末で運用の機会が増えたためか、ローバンドでは1st QSOの局、数年ぶりのQSOとなる局など様々な出会いがありました。不思議に思うのは、私が /6 の移動の時に限ってHFで呼んでこられる局がいらっしゃることです。小型アンテナで近距離しか飛ばないような環境で運用されているのか、「ようこそ九州へ」という挨拶の意味を込めて呼んでいただけるのか。いずれにせよ嬉しいことです。

夜には車内に吹き込む冷たい雨。電鍵の接点に雨滴が掛かり送信できなかったこともありました。やはり私が移動すると天気が荒れるようです。

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2010年1月 6日 (水)

2010年4月1日

  • 相模原市が区制施行
  • 東京23区が、新たにJCCとしてカウントされる

さらに、新郡祭りがあるようです。JCG#01081 雨竜(上川)となるのか?

幌延町の支庁(振興局)変更の件は、昨年5月に移動運用した時に現地で見たので、ひそかにチェックしていました(一部に2009年10月1日からとの記述もあったような気がします)。幌加内町の支庁変更は、その時には話題になっていなかったのか見落としたのか、今回初めて知りました。

4月1日は無理としても、これは…。

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2009年12月26日 九州移動1日目

32008e351527回目の九州移動(近々8回目という話も)。これまでは早起きして午前4時前に料金所入口を通過、ETC深夜割引を使っていました。しかし、早朝から渋滞が予想されたため、今回は午後11時に出発して途中で寝ることに。大佐SAで午前4時~8時まで仮眠。桂川PA-西宮名塩SA間の恐怖の渋滞(49kmにわたってPA・SAが無い、渋滞すると2~3時間トイレにも行けない地獄)も無く、この方が楽でした。

7MHz RTTYが出来そうなCONDXだったので、VO-52の1便を安芸高田市、2便を鹿足郡吉賀町で運用。ここまでは天気も良く、「北海道と沖縄以外は天気が大荒れになる」(伊佐市の後の西之表市…大雨、岡山市新区祭り…大荒れ、など)という私の大移動にしては快調な滑り出しでした。

山口でJH4PQMさんと合流し、波佐見有田ICまで全バンド穴埋め交信。135kHzで2台の車同士で交信すると、車の間だけ電界強度が強いことが分かりました。ボディーが静電結合しているのでしょうか。一人ではなかなか出来ない面白い実験でしたHi

3.5MHzや1.9MHzのモービルホイップでCWに出ても、大して呼ばれず面白くないですし、たまにJ-クラスタに載るとパイルやQSY引き回しになって終了時間が予想できなくなったりするので、夜は3.5MHz RTTYを主に。東彼杵郡波佐見町武雄市嬉野市鹿島市で運用。最後の鹿島市は3.5MHzが近距離スキップして1QSOのみ。この時期、夜遅い時間になると3.5MHzが近距離スキップ(最悪の場合、国内の大部分がスキップ)して使えなくなることがあり、非常に困ります。

サテライト未運用町村開拓シリーズ(サテライト町村マニア向けサービスともいう)として、VO-52の第1便を杵島郡大町町。そして第2便は北松浦郡で出ておきたかったので、長崎道をかっ飛ばして北松浦郡佐々町へ。SSBに移ろうとしたところ私有地ということでクレームがあり撤収(そのため場所の詳細は伏せます)。

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2010年1月 5日 (火)

みよし市最初のVO-52

2038vo52.mp3 (3.19MB)

中盤のパイルに注目。

糸島市最初のVO-52はもっと凄かったです…。

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2010年1月 4日 (月)

2010年1月4日 みよし市

#九州移動の記録は後ほど。

2038JG2GSY山崎さん、JH2CMH木戸さんの呼びかけと事前準備により、みよし市の新市祭は三好公園の駐車場で総勢10局による合同移動運用となりました。池の堤防上で、東西方向のロケは市内でもベストに近い場所です。

HFは多数の運用局が既に乗り込み、空き周波数が無いと予想されたためSATを最優先としました。3日19時のFO-29はリクエストがあった愛知郡東郷町から。最近に無い強力な信号のパスにもかかわらず、途中でOFFになりました。

現地入りすると既に多数のアンテナが上がっており、3日20時のVO-52では外部スピーカーをつないで運用見学会。風は無いものの、かなり強い冷え込みで車の屋根には霜が積もっていました。

4日00:00、いつものように3.516でCQ開始。しかし3.5MHzの近距離が完全にスキップするという最悪のCONDXで、最初の3局は全て6エリア。その後も1エリアが一部のビッグガンを除いて全く聞こえず、パイルになりません。新市祭り史上最悪のCONDXという声も…。

20382一方、1.9MHzはどの地域も強力に入感しており、1.9MHzでスタートされた局は、このバンドにしては最大クラスのパイルを楽しまれた様子でした。その後、SO-50東パスMEL4°にてみよし市初SAT。

3.5MHzは午前7時近くには通常のCONDXに戻った様子。しかし7MHzの近距離が全くだめで、RTTYはデコードできる信号強度になりません。9時に兵庫TESTが始まるとさらに周波数が込んでいて、十分なサービスができませんでした。

みよし市最大の成果は50MHz CWだったかもしれません。東側が池の水面で、1エリア向けのロケは抜群。HB9CVで1エリアが強力に入感し、短時間の運用で22QSOをログイン。

VO-52はSSBでも十分にサービスし、最後はCQ空振りに持ち込みました。その後、AO-27の第1便まで運用して終了。

なお、仕事始めの日だったためか、「みよし市」の標識は見当たりませんでした。

運用について格別のご配慮を頂きましたJG2GSYさん、JH2CMHさん。そして寒い中移動された参加者各局に御礼申し上げます。

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2010年1月 2日 (土)

帰還

帰還しました。

明日の夜もよろしくお願いします。夜のVO-52の直前に現地入り、西加茂郡最終運用は3.5MHz RTTYなどに出ます。

CONDXが悪ければ、さっさと撤収します。近所ですので、Esが発生した時に駆けつけます。

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