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2010年6月30日 (水)

2010年上半期集計

BANDQSOs
135k17
1.9956
3.51,632
71,672
101,316
14511
18713
21453
24443
28370
50152
144294
430297
1200126
240066
560028
10G1
SAT4,539
合計13,585

昨年同期が14,209ですのでペースが落ちています。北海道ローラーが1日短かったことと、J-クラスタが使えなかったことが大きな要因です。

一方、昨年の集計結果と比較すると、10MHzと50MHzが大幅に増えており、半年だけで昨年1年間に迫る、もしくは上回る勢いです。太陽黒点が活発になり近距離QSOの機会が多くなったということでしょう。

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2010年6月26日 (土)

2010年6月25日 愛知県知多市

この週末は33県出張で無線ができないので、金曜のVO-52最終便は2008年5月以来SATを運用していなかった知多市へ。20県SATで需要のある主なQTHは、碧南市、犬山市、常滑市、知多郡、名古屋市南区、名古屋市中川区、となりました。

19時台のVO-52はSSBでモービル運用、ロケが悪く1QSOでした。ヘッドセットを購入したものの、接続ケーブルはハンディ機にしか対応しておらず、配線処理が間に合いませんでした。 SAT SSBのアップ側はずっと送信状態のままでよく、PTTが不要なので、ダウンリンクの周波数だけ操作すればモービルで運用できます。

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2010年6月24日 (木)

135kHz リグの小型化

135kHz送・受信機の製作記事がいくつか公開されています。しかし小型化をアピールした製作例はほとんど見かけません。

そこで「135kHz帯ハンディートランシーバー」の製作に取り組んでいます。出力は、放熱に多少の問題があってもよいので、50W出ることを目標とします。

小型化の主なポイントは2つです。

  1. 回路の簡略化
  2. コイルの小型化

1.について。送信機に関しては、間もなく発売されるFCZ136などを使わなくても、抵抗結合の直結アンプにすることで、部品点数を減らせます。私の知る限りではDF3LPのFig.2が良い例と思います。終段素子をMOS-FETにすれば熱暴走の心配も無いはずです。

135khzbobin135khzhandy受信機は、1エリアで高性能のアンテナを上げない限りは、バンド内に何局も出てくる状況は考えにくく、回路が簡単なダイレクトコンバージョンで実用になるのではないでしょうか。現に、私が50MHzの運用を始めた頃は、自作のダイレクトコンバージョン受信機のみでCWもSSBも受信していました。強烈なEスポが出ない限り問題ありません。

2.について。コイルの設計について、従来はMMANAのオプションにあるインダクタンス計算を使うか、長岡係数で計算してインダクタンスを求めていました。「漬物樽コイル」もこの方法で設計しています。しかし、これでは1層巻きのコイルにしか適用できないので、小型化の限界があります。

1号機ではπ型ローパスフィルタ用のコイルとして内径25mmの水道用塩ビパイプを使いました。これが3~4個も並ぶとスペースを取ります。しかもある程度離して配置しなければなりません。

そこで最小分解能が0.1μHのLCRメータを購入しました。コイルはミシンのボビン(100円ショップ手芸コーナーで入手)に巻いて実測で製作。この効果は抜群で、体積比で1/6程度の小型化ができました。

同様に、漬物樽コイルを多層巻きにして、飛行機搭載可能バージョンも構想中です。断面は四角い方が収納に便利でしょうか?

あとは量産が可能かどうか…です。移動運用に行けなくなるかもHi

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2010年6月23日 (水)

愛知県でARISSスクールコンタクト

23日21:48から9分間(最新の軌道要素によると、22:01からが正しいと思います)

145.805→145.800→145.795MHz FM、ハンディ機+付属ホイップで聞こえます。

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2010年6月20日 (日)

モービル走行中にサテライト

サテライトの近場は、名古屋市WAKU以外はあまり呼ばれなくなりました。そこで新しい試みとして、モービル走行中のサテライト運用をチャレンジしてみました。

アンテナは普通のモービルホイップ(長さ約1m)+10W。ノイズ対策パッチンコア以外の特別な処置はありません。

まず11時台のHO-68を名古屋市名東区と守山区の国道302号から。ダウンリンクは強力で、SSBでも一発でループが取れました。防音壁に遮られて、途中でループを見失うことがあったものの、合計14QSO。ドップラーシフトが小さくモービルに適しているようです。

続いてEスポが発生したのであま市で店開きした後、13時のAO-27で聞こえたUJIさんの移動を清須市走行中にコール、一発で応答がありました。混信が無ければ、これもモービルでできそうです。

18時台のFO-29は岐阜市モービルから。天頂パスでアップが難しそうなため50Wに増強。しかしSSBではループが確認できずCWで3QSO。良好なパスならばもう少しQSOが増えそうです。

19時台のVO-52も東海環状道せと品野IC付近でSSBに出てみましたがループが取れず撃沈。周波数合わせが意外に難しそうです。残るAO-51とSO-50の攻略が楽しみですHi

走行中の騒音でイヤホンの音量が不足気味でした。プリアンプよりもオーディオ用アンプの必要性を感じました。アンテナも、もう1ランク長いものに替えてみたいです。

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2010年6月16日 (水)

FO-29のXデー

JARL NEWSにも載っている通り、FO-29の全日照が今年の秋に終了します。それから数年間は全日照がありませんので、昼間のコマンド運用だけになります。

数々の名場面(?)を生んだFO-29の朝練りも、これで見納め…(;;)

FO-29の連続運用終了は11月9日と予測します。

なお、AO-7は6月9日頃からMode Bが続いています。これは一時的な現象で、7月1日頃からMode Aがしばらく復活します。

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2010年6月15日 (火)

ケーブルフィッシャー

135kHz用のアンテナとして、省スペースで利得を稼ごうとすると、傘型アンテナがまず考えられます。ところが、これを普通の釣竿で組むと、先端がワイヤーの重さで垂れ下がり、うまく上がりません。

それを解決するため、釣竿に代わる「ケーブルフィッシャー 10m」というものを購入しました。(メーカーによっては「ケーブルキャッチャー」)

Cablefisher1 Cablefisher2_2

これは配線工事でケーブルの端を通すために使うグラスファイバー製の竿で、曲がらないように頑丈にできています。先端にはフックと、LEDライトが付いています。フックはアンテナの取り付けにそのまま使えます。

細いビニル線で先端から引っ張っても、曲がることは無さそうです。収納時の寸法が短く、収納袋も付いているため、徒歩移動にも使えそうです。ただし重さは少し気になります。

問題は根元の部分が直径50mmと太いので、タイヤベースに固定する器具が必要になります。

最大で20mの製品があります。これは相当の利得が稼げそうです。ただしカーボン素材で導体の可能性があることと、価格が10万円ほど(!)することが難点です。

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2010年6月13日 (日)

2010年6月12日 オール岐阜コンテスト 海津市

今年のオール岐阜コンテストも昨年と同じく前半のみの参加。リクエストが多かった海津市にしました。ここは道の駅が2か所あり、7MHzは超アクティブ。ところが10MHz UPは運用局が非常に少ないようです。

このコンテストは、時間が前半と後半にまたがっている、1.9MHzが含まれている、CWの県内強豪局が多い、など特徴があり、いろいろな戦略が考えられます。まず移動地について。過去の私の移動地は

  • 2006年 瑞穂市
  • 2007年 大垣市
  • 2008年 本巣郡
  • 2009年 羽島市

のように西濃地区に1時間半近くかけて遠征しています。この理由はV/UHFで東側だけを意識すれば、名古屋周辺と1エリアがカバーできるためです。

19212多治見市や土岐市はV/UHFで1エリアに飛ぶ場所が少ないですし、名古屋周辺も死角があり取りこぼすことがあります。また、例えば各務原市あたりですと、東も西も、さらには北も南も確実にできそうな固定局がいるのでビーム合わせが忙しくなります。

現地に着いたのが16時頃、庭田山頂公園の駐車場は木で囲まれており、地上高を稼がないとV/UHFはNGです。既にお化けポールを上げている方が…。過去に何かあったのかもしれませんが…車で運用するのが難しくなっています。仕方ないので2段下がったカーブの所で運営開始。135kHzの運用情報があり追っかけも考えたものの、1.9~1200MHzの10バンドのアンテナを確保するには1時間近くかかるので、今回は時間の都合で断念しました。

立木が多く、アンテナが木に当たらないようにするのが一苦労。各バンドのアンテナを密集して立てるため普段の移動運用とは様子が違い、1.9MHzで回り込みが発生。この対策に追われました。プレコンテストは時間が無く10/18/24MHzとSATだけの運用。10MHzの近場がある程度開けただけで14MHz UPは廃バンドのようです。私の知る限り、オール岐阜コンテストの1日目はEsが出ない特異日のような気がします Hi。

開始直後は1200CWから順にQSY DOWN。144の地上波が伸びていました。14~28MHzが完全にアウト、8エリアや6エリアも全く聞こえません。唯一聞こえた見通し距離外は17県移動のおねぇさん。7MHzと3.5MHzを交互に渡りながらV/UHFをチェックし、空き周波数が出来た1.9MHzを短縮アンテナでショボショボ運用。このコンディション、どうにかならないものでしょうか…雨が降らなかっただけ良しとしましょう。

使用設備

  • 1.9MHz ロングワイヤー20m
  • 3.5MHz ホイップ10m
  • 7~50MHz V型ダイポール
  • 144/430MHz ノンラジアルモービルホイップ 5mH
  • 1200MHz 21エレループ

結果

  • 1.9MHz 8得点×6マルチ
  • 3.5MHz 41×30
  • 7MHz   43×28
  • 14MHz 2×2
  • 21MHz 2×2
  • 28MHz 3×2
  • 50MHz 7×6
  • 144MHz 10×8
  • 430MHz 8×6
  • 1200MHz 2×2
  • 合計 126×92=11,592

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2010年6月 7日 (月)

2010年6月6日 北陸アマチュア無線フェスティバル 富山市

総会に参加された方で「来週の富山も行く?」という話があり…行くことにしました。

5日の朝からEsが炸裂した模様。用事を途中で投げ出して名古屋市WAKU移動に走ることに。行き先はCWで珍QTHの名古屋市西区。10MHz CWですら複数の方からリクエストを頂いており、14~28MHz CWに至ってはスカスカの様子。実際、昼間は庄内緑地公園の広い駐車場(有料)と庄内川河川敷は使えるもの夜間は全て閉鎖。コインパーキングが少なかったり、屋上に出られないショッピングセンター立体駐車場があったり…。そういえばサテライトWAKUでも未運用です。難関区ですよ~(ボソッ)

13時に到着すると、Esのピークは過ぎた感じ。何とかタイミングを見計らって28MHzまで交信。2時間ほど運用してから東海北陸道へ。その後Esは無くなったようで、夕方のFO-29で郡上市から復帰。ここからは予定に無かった富山SATローラーを開始しました。南砺市では弱いEsが発生。小矢部市砺波市に移動し、最後は7RTTY, 3.5RTTY, 1.9CWで締め。

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Toyama1 Toyama2翌朝は高岡市で5時のFO-29から開始。7RTTYが好調、イオノグラムを見ると…6時台なのにバッチリ開けていました。28MHzまできっちり飛ばした後は射水市へ。ここもSATとハイバンドをきっちり飛ばして会場の富山市へ。

到着した時には既に駐車場が満車で、路肩の空き地に誘導されました。無線の行事には似合わない立派な温泉+自然体験施設です。入浴客や、その奥にある天文台のイベントへの参加者も次々に訪れ、さらにはデーキャンプと思われる子ども連れの団体がバス数台でやってきて、ちょっとした夏祭りを思わせるような人手です。こんな条件下では、大きなアンテナは上げられません。サテライトだけを運用して会場に入ります。

Toyama3 Toyama4大会議室は講演+クラブ展示+メーカー展示、小会議室は子ども向け工作教室、和室ではジャンク市が開かれ、この規模の支部大会としては、会場は大いに盛り上がりました。ジャンク市は小物部品が中心、結構な数の店が出ていました。

これだけの大盛況の理由として以下が考えられます。他の支部大会でも参考にしてほしい方式です。

  • 会場が無線以外でも楽しめる(温泉、野菜等の販売所、天文台などの施設)
  • 無料ドリンクコーナーや、屋外の手頃な日陰があり、人の集まる場所が自然に決まっていた
  • 講演等で1会場に拘束されることが無かった(常に出入り自由)
  • 1つの建物に全てが集約されていた

ただ、私のような者にとっては、駐車場で運用できず屋内に居るしか無かったという事情もあります Hi

Toyama5 Toyama6 昼食はJI4EAW、JO3OMA、JM3EHGの各氏とお出かけ、昼間から濃いお話が(笑)。そしてJG3DORさんと135kHzで交信し、135kHz AJD(自局運用地制限無し)の4つ目をゲット。135kHz WAJA(自局運用地制限無し)では10ポイント WKDです。

帰りはEsが出なかった上、東海北陸道が渋滞していてパーキングエリアに入るにも行列ができていました。眠くならないうちに速攻で帰りました。

Toyama7 なお、東海北陸道は高山市にパーキングエリアが無く、途中の運用が困難でしたが、近々新しいパーキングエリアがオープンするようです。

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2010年6月 1日 (火)

2010年5月30日 JARL尾張名古屋総会

前夜祭は都合で参加できず、その後の2次会から合流しました。初めてお会いする方も多く、また別の席でも同業者の宴があり、盛り上がって楽しめました。

手羽先、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、きしめん、味噌かつ…ご賞味いただきましたでしょうか。種類が多すぎて1回で全クリは難しいです Hi。詳しくはあいちまNAVIがおすすめ。

-・・・-

Sokai2010Sokai20102翌日はサテライトの朝練、会場近くの昭和区で運用。8時45分開門で、必要以上に早く行っても待たされるのは分かっていたので、1時間ほど前に到着。

すぐ前に停まっていた某局は、車内から7MHz CWを運用していました。至近距離でワッチしていると「取っているトーンの高さが違う」「この強さで一発コピーできないのは、アンテナの違いか、ノイズレベルの違いか?」 など、いろいろ分かりました。

会場の駐車場では大きなアンテナは上げられず、展示が中心です。

  • 135kHz用漬物樽コイル
  • 1.9MHzモービルホイップ
  • レンタカー仕様アンテナ
  • サテライト運用実演(衛星が来たときのみ)

いつもサテライトでお世話になっている方とお会いできました。サテライトSSBの声と、生声ではずいぶん違っているのが印象的でした。

「自在ブッシュ」について、これは何か、どこで売っているか、と複数の方から質問を頂きました。支部大会で販売すると売れそうです。他に多かった質問は電源について。シールドバッテリー4個+自作充電器(走行中に充電) です。発電機無し、ATU無し、PCロギング無し、移動局の常識を覆すローテク設備です Hi。

展示ブースでは狙っていたジャンク品をいくつか購入。135kHzのシステムは2台目を作って相互間の受信テストを考えています。それに使うCalKitは即買い。あとは漬物樽コイル2号を作らなければ…(^^) 総通のブースで見た、画像上に電波発信源の位置が表示されるシステムは凄かったです。

ステッカーやメモ帳もゲット。メモ帳はSASE返信時の一筆に使っています。総通ステッカーは、職質の時に合法局であることを示すのにいいかも。

電鍵とベビーキーが置いてあり、何気なくCQを打ったら、偶然隣にいらっしゃったJQ2WTT局が応答してこられました。そのまま模擬交信、とてもきれいな符号でした。

ブース終了後に総会へ。様子は各局のBlog等にアップされているのでここでは省略。6号議案の投票前の休憩時に席を離れました。

なかなか運用する機会がない、中区サテライトに向けて出発。大須のいつもの場所が契約者専用駐車場になり使えなくなりました(泣)。名城公園駐車場へ移動。南側と東側がロケ悪し、21:30閉門。中区のV/UHF地上波は、どこで運用すればよいでしょうか…。

お会いした皆さん、および運営に携わったみなさん、ありがとうございました。

#富山の北陸アマ無線フェスティバルに参加される方の情報を得ました、何とか都合を付けて参加する予定です。これも楽しみ!

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