2011年7月16日 北海道移動1日目
今回の移動は、サテライト町村マニアの需要が高い上川郡(上川)を中心として、ハイバンドのJCCサービスも意識した計画にしました。このあたりは移動距離が長く、予定通りに移動するだけでもかなり大変。それに加えて、山間部でSATの運用が難しい地域もあります。
11時過ぎに新千歳空港に到着。14時台のFO-29は雨竜郡(空知)秩父別町を予定。間に合うか微妙なため予告は出しませんでした。降り続く雨の中、昼食抜きで急いでアンテナを組み立て、予定通り開始です。
本州側では「廃バンド」との声が聞かれたものの、こちらではE層が弱くても出ていれば28MHzまで開けます。低いバンドから上がると途中でフェードアウトすることがあるので、28MHzから順に14MHzまで下がっていくパターン。全国的に開けると、18MHzだけで50局以上から呼ばれます。5バンドを全部回るまでに150QSO以上、1時間半かかることもあり、うれしい悲鳴。途中でトイレに行きたくなったり、飲料水を切らしたりして、しんどい運用もありました。
レンタカー移動セットでは28Ahのシールドバッテリー1個を電源としており、走行中に充電しています。50W送信で2時間強ですので、ノイズが問題にならない時は充電しながら運用することもあります。ここで、借りた車のバッテリーが弱っていると、運用中にバッテリーが上がったこともありました。今回の車はバッテリーが安定しており、さらに自分の車と同じ車種を指定できて運転に気を遣わずに済んだので、快適に運用できました。
空知郡(空知)上砂川町は山間部のSAT難所です。どうにかAOS方向だけ少し開けている場所で、トラックの休憩場所になっていると思われる広い道路を発見。ここでもハイバンドがオープン。
空知郡(空知)奈井江町は平地が多く、運用は容易です。雨で足元が軟弱になっており、舗装されている場所を確認しながら慎重にアンテナを設置しました。ここでは最初、28MHzが全く聞こえず、24MHzが激強。再び28MHzに戻ると強力に入感しました。臨界周波数ギリギリでコンディションが急変したようです。時間の都合でハイバンドはここまで。
滝川市は堤防上から運用しました。夜にもかかわらずハイバンドがまだまだオープン。28MHzでの大パイル、本州ではなかなか体験できません。雨が強く冷え込みもあり、22時前に撤収しました。
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