2011年9月19日 道北移動3日目
天塩郡(宗谷)幌延町は2010年4月1日に留萌支庁から宗谷振興局に移管されたため、無線の世界では「新町」扱い。同時に新JCGとなった雨竜郡(上川)幌加内町に注目が集まっており、幌延町での運用は少なかったかも。
オホーツク海側では南側に山がある場所も多く、SATの場所探しには多少の苦労がありました。日本海側には高い山が少なく、運用場所には困りません。携帯電話が通じるかの問題です。
XPOコンテストが始まる前に1.9MHzを確保するため、豊富町のパーキングエリアで5時に起きて幌延町に直行。前日までの雨は上がり、良い天気が期待できそうです。気温8度。
5時台に1.9MHzと3.5MHzで何局かQSOできました。コンテストが開始された6時過ぎにも1.9MHzで何局かがカスカスに聞こえ、呼んでみたものの届きませんでした。HFだけで2時間半ほど運用できたので、幌延町の需要は満たされたでしょうか。
天塩町の見渡す限りの原野でVO-52を運用した後は、7MHzもほとんど聞こえない廃バンドとなり、遠別町に移動。F層の正規伝搬で14MHz止まり。その後、初山別村、羽幌町と、10MHzで大パイル→14MHzで3・4・6エリアのみ→18MHzで6エリアがカスカス→ちょうど良い時間でSAT の繰り返し。
AO-7に出ていなかったので、遠別町から北極の向こう側を狙ってCQを出し続けました。残念ながらCQは空振り。
中川町は山間部にありSATの難所です。既に日没で暗くなり、遠方に何があるかは確認が難しい状況です。VO-52のAOS方向だけピンポイントで開けている場所を見つけて運用しました。
次の音威子府村までは約30km。山間部の低い西パスで運用場所選びは困難を極めました。携帯電話が通じない標高の高い所から、予定通り運用に成功。
最終運用地となる名寄市までは約50km。第1回北海道ローラーでは美深町と名寄市の境界付近で運用しました。名寄市側のロケが良くないことは分かっていたので、市街地に近い場所へ。この時の路肩の温度計は7度、出発前まで最高気温30度以上だったのに。パドルを打つ手が震えました。
走行中に遭遇した動物: 鹿1回(発見が遅れて危なかった)。キツネ2回。タヌキ1回。クマは出ませんでした。
豊富町で気付いたこと。稚内(豊富町)、山川(指宿市)、沖縄(大宜味村)で移動運用したので、残るは国分寺。
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帰りにオホーツクタワーとガリンコ号2を見学しました。
【10月1日追記】 3日間で1,997QSOでした。
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