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2012年3月25日 (日)

2012年3月20日 奄美4日目

46005k最終日は未運用の龍郷町で東海QSOコンテストに参加。龍郷町の北部の海岸は、集落はあるものの、携帯電話は完全に圏外。龍郷町の中心部に移動して運用場所を探しました。これにより予定より30分以上遅れて運用開始。

トイレがあり、いかにも絶好の釣り場といった感じの防波堤。釣り人が多く、風もあったため大掛かりなアンテナは上げずに、2.5mの釣竿アンテナを使用。7MHzでは2エリアがとにかく遠い(^^;) SSBで呼んだ局はQRZすら返ってきませんでした。14MHzはCQ TKI TESTに続いてQTHを打ち、2エリアの局から呼ばれたら5NN46を送る方式で、結構呼ばれました。しかし、21MHzと28MHzは午前中には1局もできないままでした。

46233午後は再び奄美市へ。驚いたのは、運用場所を探している途中、ここから500mほど北にある「山羊島」で、アンテナを張っている同業者を発見しました。アンテナの形状から7MHzと21MHz専門と思われます。7MHzのコンテスト参加局で強い局は全て交信済み。28MHzでひっそりと運用しました。

4日間、本物のEsには出会えず、Scの中距離と、正規伝搬の8エリア28MHzで強かった時間帯があったのみ。50MHzのオープンもありませんでした。

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奄美観光レポート

無線ばかりで、観光はしていません(汗)

瀬戸内町や宇検村では、夜になると山の中(近くに川は無い)から奇声が聞こえます。鳥の鳴き声のように思えるものの、全て地面から聞こえて、ずっと疑問に思っていました。奄美空港のギャラリーに解説があり、イシカワガエルというカエルの鳴き声と分かりました。

スポーツ施設と駐車場付きの公園がかなり多く、スポーツチームの合宿が数多く行われています。ホテルでも、そのような団体を見ました。また、公民館などに相撲の練習場が設けられていることも特徴です。

食事は「沖縄料理から油を抜いた」ようなサッパリ系。食べ盛りの人達には最適かも。

奄美市の中心部の繁華街は0時を過ぎても人通りが多く、賑やかでした。1日目の夜、黒糖焼酎を味わってしまい2日目の朝がキツかったのは内緒。

お土産は、奄美以外では販売されていないと思われる、珍しい黒糖焼酎です。

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2012年3月19日 奄美3日目

46232この日も朝から奄美市。夜の移動予定と、昼食などの利便性を考え、前日までとは違った場所から運用しました。午前の早い時間は7MHzが全く聞こえず、CWバンドの下限付近で聞こえる局は、Jや7以外から始まる局の平文ラグチュー。タイミングをみてQSY UPすると、18MHzや21MHzが激強でも、24MHzや28MHzがなかなか浮いてきません。多くの局からリクエストがあった奄美市の28MHz、午前の部では成果がありませんでした。

昼食後もCONDXは上がらず、7MHzは和文の強い局の存在が確認できる程度で、本当に何も聞こえません。あまり開けているとは思えない10MHzでCQを出していると、28MHzのリクエストがあり、即QSYすると、Scが出ていてQSOできました。そこでハイバンド巡回を再開、初日から何度もチャレンジした28MHzで、ようやく足跡を残せました。

大島郡宇検村は平地が無く、携帯電話が通じる場所も少ないため移動運用は至難の場所です。SATは東パスだけなので、東側に開けた海沿いの駐車場で運用しました。17時前に7MHzで開始すると1時間以上も続く大パイル。ハイバンドも14MHz、18MHzは近距離が開けており、19時台のVO-52の前に何とか28MHzまで到達。VO-52でSSBチェンジした時には木に遮られカスカスQSOでした。3.5MHzでも大パイルでした。この後、雨が強くなり、悪路でスリップなどの危険が考えられたため、21時40分までで切り上げました。

46005fあと、運用中に使っている「単3ニッケル水素電池で携帯電話を充電するアダプター」が故障しました。運用しながら携帯電話の充電ができなくなり、カスカスNetなどはチラっと見るだけで、書き込みは行いませんでした。AC100Vから充電するとバンドによってはノイズが出ますし、車の12Vから充電するケーブルは持ってきませんでした。昼間ならば奄美市街で現地調達が期待できますけれど、到着は深夜なのでどうにもなりません。20日も現地からの書き込みが少なかったのは、そのような事情です。

奄美市の1.9MHzは1日目の遅い時間に運用したため、十分にサービスできなかったのが心残りです。

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2012年3月24日 (土)

2012年3月18日 奄美2日目

462312日目午前の奄美市は、前日にパスの都合で積み残したSAT、時間切れになった7/10MHz CW、そしてRTTYと、やるべきバンドはまだまだ残っています。ローバンドは運用しないので、前日と同じ、あかざき公園へ。

山の上で風が強く、釣竿は伸ばせません。7MHzでパイルをコントロールするには強い信号を送り込む必要があるので、7MHzは10mの逆L型ワイヤー(つまりフルサイズ)を張りました。CONDXは、あまりパッとせず、7MHzは特定のエリアしか聞こえない感じで、CQ空振りの時間がありました。前日にできなかった28MHzも、やはりダメ。

144/430MHz CWにもチャレンジ。8時台のVO-52の後は気配無し、11時台のFO-29の後ではCONDXが上がったようでQSOできました。

46005m午後からは大島郡大和村へ。13時のFO-29の後、14MHzに出ていると猛烈な風と雨、さらに雷鳴が来ました。大粒の雨で車のボンネットはボコンボコンと大きな音を上げ、雨粒が頭や顔に当たると痛いほどです。車内に雨粒が入り込むため、不用意に外に出ることもできません。交信中に強風で釣竿が引っ込んでしまうなどして、しばらく運用を中断しました。

夜の運用場所の瀬戸内町まではカーナビによると90km、2時間とのこと。急カーブの連続や、舗装が古くなっている所、工事中の所があります。雨によるスリップも不安です。翌日の宇検村の下見も兼ねて、島の西側を大回りしました。宇検村、瀬戸内町とも、平地が無い、本州側に開けていない、携帯電話が通じない、コンビニが無いなど、移動運用には困難が予想されます。空港からは2時間以上かかる場所です。

瀬戸内町では、そこそこの標高があり、集落を見渡せて携帯電話が通じる場所を確保できました。相変わらず風は強く、ハイバンドは20mのロングワイヤーと手動チューナーです。この組み合わせは強風対策としては最強のもので、釣竿が伸ばせない強風でも安定して動作します。ただし、7MHzだけは20mのワイヤーでは給電が不安定になるため、ギボシで10mに切り離します。

46005j日没が近付くにつれ、QSY UPの途中で聞こえなくなる局が多くなり、ノイズが増えてきました。VO-52はAOS直後のループ確認に手間取ったことと、北側に山がありLOSが早かったために、SSBチェンジができませんでした。2日目も、荒れ模様の天気に振り回された1日でした。

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2012年3月22日 (木)

2012年3月17日 奄美1日目

今回の移動運用は、CWで各バンドでリクエストのあった奄美。地理や歴史の教科書に出てくることも無く、名古屋からはANAとJALの乗り継ぎで運賃が高いこともあり、身近で奄美に行ったことのある人はほとんどいません。

奄美大島は広く、山道が多いため、移動に時間が掛かります。1市2町2村の全てから運用するには、かなり綿密な計画が必要です。携帯電話の通じる場所探しや、食料の調達も難題となります。

今回も、鹿児島空港から奄美空港へは荒れ模様の天気でした。奄美空港から奄美市街まで雨の中を約1時間、荷物を受け取り市街地の公園でレンタカー移動運用セットを展開。FO-29に何とか間に合いました。

ホテルにチェックインの後、奄美市街から約2.5kmの山の上にあるあかざき公園で運用開始。ここはトイレと自販機があり、携帯電話の電波も問題なく、快適に運用できます。

15時の予告の時間には28MHzから開始し、14MHzまでQSYを3巡しました。Scが使える4・5・6エリアと、正規伝搬でできる8エリアは、ノイズに悩まされながらも28MHzまでの全クリが数局。しかし1・2エリアの28MHzはあと一歩のところで浮いてきません。

日没とともにCONDXの低下がはっきり分かるようになり、18時過ぎに10MHzにQSY、大パイルが続く中、VO-52の時間に合わせてSAT QSY宣言。

復活後、初めての運用となるVO-52はトランスポンダが代わっていました。ダウンリンクが2kHzほど低くずれており、AGCも掛かりやすい状況です。本州からみると仰角が高すぎるパスで、それほど大きなパイルにはなりませんでした。

SATの後、50MHzのリクエストがあり、ローバンドのロングワイヤーを展開し、それに手動チューナーで50MHzにマッチングして運用しようとしました。ところが問題発生。ロングワイヤーアンテナをアンテナアナライザにつなぐと、指針が全ての周波数で振り切れました。

このような状態では、まずアンテナの断線を疑います。しかし7MHzなどは強力に受信できており、テスターでアンテナの導通を調べても問題無し。1.9MHzを受信するとAM放送が聞こえる…敷地内に中波放送の送信所があり、ローバンドは混変調で運用できない状況と分かりました。そこで場所を変更することに。

時々、激しい風と雨が吹き付ける中、海岸で運用できそうな場所をロケハン。ロケが良く民家の無い所は、多くの場合で携帯電話が通じません。ようやく見つけた場所は住宅街で、民家から30mくらい? 目立たないようにアンテナを展開しました。荒れ模様の天気で、近くを通る人はいませんけれど。ノイズは気にならないレベルで、1.9~7MHzを行き来して最後はRTTYで締めました。

※日中、雨が強くて写真が撮れませんでした。

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2012年3月 7日 (水)

奄美移動予定

3月15日更新

VO-52復活。

3月17日(土)

  • 15:00 開始
  • 19:06 VO-52 奄美市(4623)

3月18日(日)

  • 08:34 VO-52 奄美市(4623)
  • 11:32 FO-29 奄美市(4623)
  • 13:14 FO-29 未定
  • 15:00 FO-29 未定
  • 19:23 VO-52 大島郡瀬戸内町(46005J)

3月19日(月)

  • 19:40 VO-52 大島郡宇検村(46005F)

3月20日(祝)

  • 09:00-10:30 東海QSOコンテスト参加
  • 09:09 VO-52 未定
  • 11:27 FO-29 未定
  • 13:10 FO-29 未定
  • 14:00 終了

注)

  1. 運用状況は339カスカスNetピロピロNOW!でアナウンスします。(ただし、ネット環境が十分でないため、反応が遅いかもしれません。)
  2. 周波数 1.9~430MHz CW/RTTY、サテライト CW/SSB(144MHz以上は予約制)
  3. 天候や交通事情により、中止・変更の可能性があります。
  4. 夜間のFO-29には出ません(日照の関係上、衛星に負担がかかるため)

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2012年3月 5日 (月)

2012年3月4日 JARL奈良県支部大会

近いうちに熊本に移動の予定があるため、今年は西日本ハムフェアではなく、4年ぶりに奈良県支部大会に参加しました。

Nara2012午前4時出発、7時30分過ぎに斑鳩町へ到着。最初、無線のアンテナを付けた車が見当たらず、会場を間違えたかと?? 歌謡大会や町民向けの説明会が同日に開催されており、駐車場はすぐに満車に。開場前に駐車場から100QSOできました。

自作品コンテストには135kHz用のコイルを出品。昼食の後には運用の実演を行いました。会場には聖徳太子歴史資料室があります。そこで? 右手で電鍵を打ちながら左手でアンテナを回したり、携帯電話から掲示板に書き込みしたり…。あと、電鍵を打ちながら食事や電話もできます。

奈良県支部大会は、支部大会としては珍しく、抽選会がありません。

帰りは5年前の奈良県支部大会の帰りでもLBを運用した大和高田市の同じ場所へ。この市は人口密度が高いようには見えませんけれど、事前調査無しで運用場所を探すには苦労する感じです。QSObankアクティブリストが動いていたら、1.9MHzは空白かもしれません。

8エリアから1.9MHzのリクエストがありました。3.5MHzの聞こえ方から考えて、また、クラスタに1.9MHzのレポートが上がっていなかったので、この日はローバンドのオープンが遅いと判断し、1.9MHzのQSYを少し遅めの時間にしました。これがうまくいったようで、ノイズの無いうちに何とかQSOできました。

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