28/50MHz コンパクト2エレアンテナ
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東海QSOコンテストは弥富市の海岸近くから出ました。21県のオールバンド狙いです。1200MHz UPの電波は、名古屋の市街地や知多半島を越えることができません。そこで、南側に開けた海岸ならできるのでは?
海岸といっても工業地帯。しかも業界は出勤日で、通勤ラッシュの渋滞があり、大型トラックが何台も連なって走行。海岸の行き止まりの道で、それなりの場所を発見したものの、直近を大型トラックが土煙を上げながら走るためパス。公園の駐車場にしました。南側はかろうじて開けているものの、他の方向は建物に囲まれ、これといった利点はありません。
なんと、東海QSOコンテストのオールバンドは初参加。マニアな方は知っていると思いますが、私、JARL4大コンテストは基本的にU/SHFの電信しか出ません(最近のALL JAは8エリア滞在のためHFで援助交信することも)。オールバンドで出るコンテストは、最近はオール岐阜のみです。
普段、QTHを打てば自然にパイルになるし、各バンドを順番にQSYする運用形態だし、追っかけの経験が無いに等しいので(笑)、コンテストでどのバンド・モードに移るかといった戦略は、全くの素人です。
しかもV/UHFの同軸ケーブルを忘れ、長さ的にそれしか無かった3D2Vを引き回して応急処置という失敗。
9時は3.5MHzか7MHzか迷った末、7MHz CWで時報と同時にCQを出す局にロックオンし、一巡した後で7MHzでラン。そこそこ呼ばれるものの、あまり強くなく、空振りも多数。最初の1時間で67Q。
ところが10時台の7MHzで大失速、他のバンドをのぞいても出ている局がいない…。
11時台、50MHzに行っても局数は増えず、お手上げ状態。12時前にV/UHFに行ってタイミング良く2400MHzで荒稼ぎ。21県の1200MHzは聞こえず。10GHzまで用意したのに。
12時台、13時台は7MHzでダラダラと。14MHzが開けていることに気づくのが遅れ、ここでさらに失速したかも。雨が降ってきてSHF撤収のロスタイム。最後は3.5MHz初登場でそこそこ呼ばれるも、爆発的に呼ばれることは無くそのまま終了。
HFのSSBや、144/430FMには全く出ないため、このあたりで局数を稼ぐ上位入賞局にはかないません。こうして振り返ると、戦略が無さ過ぎです Hi
場所選びも失敗。近所で運用しても同じような結果になりそう。2005や2040は、このコンテストでは珍かも。移動難関地の200102の固定局が多かったです。
結果(電信電話) 種目未定
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黒部市のVO-52は堤防上から。この時期の富山は、どこに行っても南側に雪山が見え、その景色が観光の見所の一つです。しかし無線には少々難しい条件。電波がこの山を越えて欲しいこともあります。V/UHFで1エリアは難し過ぎ。午前8時台としてはハイバンドが上出来でした。
天気は快晴で風が無く、至る所で枯れ草焼きが行われていました。土手などに数m間隔で火を着け、勢いよく火柱が上がって煙が立ち込めます。場所によっては煙で視界が悪く、運転には気を使いました。不思議だったのは、愛知で枯れ草を燃やすと臭いや黒煙が強烈なことがあるのに、富山では臭いがしない。草の種類が違うようです。
下新川郡入善町では海岸で運用しました。東側には山が迫っており、新潟方面に電波を飛ばすのは困難なようです。ここも10MHzで大パイル。しかし次のFO-29の予告に合わせて途中で中断し、下新川郡朝日町に移動。12時頃はハイバンドが良く、10MHzと7MHzがカスカスの状態でした。
次の予告だった砺波市まで長距離移動。途中、需要があると思われる射水市でハイバンドを運用。28MHzが強く、エコーが掛かって聞こえるような感じも。パーキングエリアから長さ2.5mの釣竿で運用でした。
高岡市の運用も検討していました。しかし高岡PAのロケがあまりに悪いため今回は見送り。
砺波市は調整池の脇で運用。ハイバンドも終了間際の感じはあったものの好調。7MHzがすごいパイルで、途中で打ち切ってVO-52を運用。他にもリクエストがあったものの次の小矢部市でも運用したいので移動しました。
小矢部市は農道に駐車。ハイバンドは何とか28MHzまでできたものの流石に10MHzはスキップ。7MHzとVO-52を運用しました。近くに車が停まり、人が出てきて「通報か?」と思ったら、どうも違うようです。近くで枯れ草焼きが始まりました。パイルの火柱に熱中していたら、近くで本物の火柱が…。田んぼの土手に火が着くと1m以上の豪快な炎が上がり、数分後には小さな火となって辺り一面が明るくなり、やがて消えるというもの。暗くなってからの方が火の始末がしやすいからでしょうか。
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午前3時過ぎに東海北陸道経由で富山へ出発。朝5時台の低いVO-52は大野郡白川村で出たものの、ロケが悪くて3分くらいしか聞こえず。
7時台のVO-52は富山市と中新川郡立山町の境界にある成願寺川公園の富山市側、その後のFO-29は立山町側から出ました。8時頃から10MHzの近距離が良く、10MHzは40QSO、7MHzは66QSO。これだけのパイルになると、皆さんいろいろ攻略法を考えておられるようで…。
続く中新川郡舟橋村は日本で最も面積が小さい市町村です。運用場所があるのか心配でした。村の中心部に向かっていると公園の広い駐車場を発見。HFの移動には問題ありません。しかし、村全体が完全に平地のためV/UHFの運用は難しそう。08県と09県には飛びました。
中新川郡上市町は町に入ってすぐの堤防上の空き地で運用。午後になるとハイバンドが少し良くなってくる一方、7MHzと10MHzが弱くなる傾向にあります。
魚津市は河川敷のゲートボール場駐車場で運用。同じ河川敷の野球場やサッカー場は人でいっぱい。しかし雪解け直後で地面は荒れておりゲートボールは行われていません。ここは10MHzが時間的にカスカス。運用中に雨が降り始めました。
滑川市は河川敷の入口から。VO-52を運用した後、時間的にローバンドも考えていたところ、17時を過ぎても7MHzが開けており、雨も降っているため7MHzのみ。時間が無くなり次のVO-52予告の魚津市はすぐ対岸から出ました。
翌日の黒部市予告はHFを運用する時間が無さそうで、しかもローバンドの需要がありそうなため、この日のうちに運用することに。日没後、雨が降っていて視界が悪く、場所探しは難航。地図上で海岸近くに公園らしいものを見つけ、行ってみると駐車場が空いていました。ローバンドは予想通りのパイル。20時を過ぎた頃からノイズがひどくなり、呼ばれているのは分かるけれど取れなかったり、呼んでも返事がなかったり。ローバンドだけ2時間以上かけて運用しました。
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3月16日(土)
3月17日(日)
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7時30分に会場着、隣でサッカー教室があるとのことで、会場入口により近い駐車場の一角で設営。周囲が木で囲まれており、サテライトの実演はちょっと難しそう。
展示したアンテナ
7~50MHz V型ダイポールアンテナは、すぐ隣の7MHzフルサイズデルタループアンテナに接触してしまうので、展示は見送りました。
9時半会場というのに9時を過ぎると入口の前が身動きもできないほどの人出。開始時刻が繰り上がりました。こちらもRTTYの実演、続いてサテライト(FO-29)の実演を開始、CWでは何度も交信しており、初めてお会いする方も何名も。6エリア各地から、あるいは6エリアに縁のある方、他エリアからの乗り込み組も。CWマルチバンダーや自作、マイクロ波に興味のある方の憩いの場となっていました。
12時からの講演、その前の「社員と語ろう」が盛会だったようで20分以上遅れて開始しました。50席と聞いていたところ立ち見の方もおられ、60部の資料は完売。
延長コードが無い、さらに普段使いのPCでないためPowerPointの起動に失敗しフォントが化けて見づらいといったトラブルもあり、1時間の持ち時間の予定だった所を35分で話す過密スケジュールに。質疑応答は2件で時間切れとなり、その後は展示場所でおしゃべり。熱心に聴講していただいた皆さんのおかげで無事に講演を終えることができました。御礼申し上げます。
ずっと説明と実演をしていたため、会場を回ったのは1回だけ。それでもマイクロ波関係など名古屋で手に入らないパーツや、メーカーの機器展示の充実ぶりなど、気になるブースがいくつもありました。
話題メモ
SATを長らく運用していなかった久留米市でVO-52を運用した後、リクエストがあった佐賀市へ。前日と同じように堤防上の見通しの良い場所から。18時半に28MHzから始めて、28MHzは3局できたものの急激にコンディションが落ち、14MHzでもScによる伝搬はフェードアウト。28MHzは時間的にギリギリセーフでした。ローバンドは多くの局から呼ばれたものの、ノイズレベルが高めでかなり苦戦。佐賀市はCW移動局が出てこなくて珍しいようです。昨年のハムフェア宴会で佐賀に行きます宣言をした記憶が Hi
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2009年以来、4年ぶりに参加する西日本ハムフェア。今回は「移動運用におけるアンテナの工夫」と題して講演を担当することになりました。ついでに珍しい所での運用も。
1日の23時に出発、中国道は岡山から広島にかけて雪が降り続いていました。朝6時台のVO-52は寝過ごし、8時台のFO-29で山県郡安芸太田町から運用開始。その後の7MHz CWがものすごいパイルで110QSO。その次は予告していた鹿足郡吉賀町。ここは7MHzのコンディションが落ちてきて、65QSOした後に10MHzにQSYして42QSO。パーキングエリアから多くのQSOができました。
途中、コンビニで講演資料を少し部数の余裕をみてコピー。夕方の移動予告していた鳥栖市へ。佐賀県と福岡県の境界付近に川があり、地図で見る限り堤防上で運用できそうと予想。このロケならローバンドもV/UHFも対応できます。行ってみると期待通り開けた場所でした。ただし風が冷たく、屋外での作業は辛いものが…。もう少し暖かいと思っていたところ、完全に油断していました。
ローバンドの逆Lアンテナをいつも通り展開した後、送信が不調になりました。モービルアンテナから引き込むM型コネクタが断線したようです。これは移動運用を始めた2005年から使い続けているもので、老朽化でそろそろ限界か。とりあえず今晩の運用を乗り切って、翌日に会場で調達することまで考えました。試しに叩いたりひねったりしているうちに導通し、そのまま静かに固定して何とか乗り切りました。
時間的にハイバンドもできそうだったものの、このトラブルにより出遅れ、16時台から3.5MHzを開始しました。まだ明るいのに3.5MHzが激強。1.9MHzもオープンが早そうな感じ。しかし、あまりに早い時間からローバンドが開けると、遅い時間には近距離がスキップする心配をしていました。7MHzはスキップしていたようです。
VO-52の後、QGFさんから144~1200MHzのリクエスト。QTHが分からなかったので、144MHzはSAT用のアンテナではなくモービルホイップで様子見。長崎県と判明、しかし土地勘が無いので方向が分からず、地図を開いて確認しました。ビームアンテナを東に向けていたら見失ったかもしれません。最初にモビホを使ったのは正解でした。南西方向はよく開けており、1200MHzはアンテナ手持ちで方向を合わせて無事に確保できました。
次の小郡市も堤防上から。九州自動車道の明かりがあり、夜でも懐中電灯無しで作業できる場所でした。ローバンドは心配されたスキップは無く、ノイズレベルも低くて次々に呼ばれました。ただ、風がそれほど無いのに予想以上に寒く、震えながらの運用。
帰りに久留米市内のショッピングセンターで防寒着を調達し、会場近くのホテルに向かいました。ロビーではビール片手の無線談義で大賑わい。前夜祭で盛り上がっていたようです。
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