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2016年10月11日 (火)

2016年10月9日 富谷町-2016年10月10日 富谷市

富谷市最後の日に備えて、休養十分で現地入り。

雨風が強く、9日朝の時点で本格的な設営はまだできません。まずはホイップで7MHzに出てみると、早速パイルになりました。コンテスト中でもあり、町内での運用局はまだ1局しか確認できていません。それも10km近く離れており、同一バンドで2局が同時に運用してもカブリは全く影響ないようです。

Tomiya

AO-73も運用し、雨が上がったタイミングでDPを上げて様子見。時々台風のような強風が吹き荒れ、風で揺れたアンテナ線やケーブルが車に当たる音がしていました。11時台に突然3エリアが24MHzまで入感。しかし28MHzは聞こえず、一瞬の浮きでした。同業者と至近距離QSOの後、いったん離席して昼食へ。

再開後は14時台に28MHzで1エリアが短時間開けただけで、その後は各バンドとも落ち込み。相変わらず台風のような風が吹いてきて、雨も降っており寒いので、再び離席して買い物へ。15時過ぎからHFの設営を開始しました。ハイバンドは既に聞こえなくなっており、15時台に3.5MHzを投入したところ、1時間以上パイルが続きました。17時台からは1.9MHzで、SAT中断を挟んで1時間以上のパイルが続きました。風が弱まってから50MHzの5エレを上げて、空き時間でFM衛星を試し打ち。AO-85は初めて運用しましたHi

夜の部は、他の移動局があまり出ていなかったこともあり、3.5MHzで長時間のパイルに。23時の富谷町最後のFO-29はパイルにはならなかったものの、WACA完成済で久々にSATでお聞きする方のコールも。そして3.5MHzで準備万端です。0時近くになるとパイルもまばらになり、既にQSO済の方が/QRPをつけて呼ばれるなど独特の雰囲気です。23:59に8エリアの有名移動局に呼ばれて、交信終了は0時の時報をまたいでしまい、時報の後からJCC 0316のCQを開始。

猛烈なパイルが始まりました。最初の感想は、1エリアは周波数のずらし方テクニックを知っていてジャストミートする局以外はあまり聞こえず、4エリアや6エリアが強い感じ。3.515でジャミングが発生し急きょ3.514に変更。これによる特に混乱はありませんでした。

自主的なスプリットが発生しており、呼び倒しもひどくなく、パイルが続いている中でコールバックしてもすぐに相手に通じたので、QSOは2QSO/分を超えるペースでサクサクと進みました。これが呼び倒しのグチャグチャなパイルになると1.5QSO/分を下回ります。46分間で106局とQSOした後、予告していた00:51のFO-29へ。

北から南下するパスで、北側のAOSが早い局から順に呼ばれる感じ、猛烈なパイルが一気に立ち上がる感じではありません。このパスは17分以上あって時間に余裕があり、SSBも難なくコンプリート。

HFに戻ると3.5MHzにQSYされた局がいたため、1.9MHzへ。ギボシを接続するため懐中電灯を持ってアンテナを見に行きました。ここで異変が…、1.9MHzの延長エレメントが切れており、暗闇の草むらの中に、大きな動物が動く気配がありました。動物が引っかかってエレメントが切れてしまったようです。とりあえずビニル線を縛って接続し、1.9MHzに出ることができました。

パイルになったものの3.5MHzほどではなく既に終息した感じ。7MHz UPに移って2時過ぎに休憩にしました。

さらに驚くべき事態が…。ハイバンドに出ている間に件の動物が再び現れたようで、ダイポールアンテナの先端近くが2か所も切れていました。しかも、切れていない部分にも何か所も歯形が残っており、引っ張って切れたのではなく、明らかに噛み切られた感じです。近くに住宅地は無いため、草むらの中に生息しているのでしょう。

とりあえず応急処置をしてアンテナの展開方向を変更。この日の運用には間に合いましたが、週末にもう一度使用するまでに完全な修理が必要です。

夜中はネットへの書き込み無しで各バンドを散発的に運用し、午前3時台に1.9~7MHzが完了した方もちらほら。4時台のXWシリーズを運用した後、1.9/3.5を巡回して5時半頃から7MHzに進出。夜明けとともに猛烈なパイルが始まりました。

6時台のXWシリーズ2便の後は7MHzのパイルが始まり、他の運用局と距離が離れていてカブらないこともあって1局集中の猛パイル。このバンドだけで連続285局とQSO。早朝の時点で他の移動局がまだ出揃っていなかったこともあり、休む間もない連続運用になりました。

10MHzで1時間近くパイルの後は、他の局がハイバンドに出ていたため50MHzへ。パイルとはいかないまでも、2QSO/分のペースで呼ばれ続け、1エリアに届く範囲では流石に呼ばれることを実感。144MHzはどの局も強かったものの、430MHzは反射が弱く7エリア外は苦戦。その後はハイバンドへ。14MHzが2エリアまで聞こえており、この時期としてはまずます。24と28はScが使える中距離の強い局だけになりました。

昼過ぎはハイバンドのコンディションが低下。他の移動局も出てきて7MHzや10MHzには誰かがいる状態になったので、V/UHFや3.5MHz、さらにはAO-7の試し打ち(これはmode BになっておりNGでした)やFM衛星ワッチ、禁断のSSBなど…(笑)。

夕方にハイバンドが少し良くなり、24/28MHzの取りこぼしが埋まりました。夕方になるとパイルは薄くなりログのペースが落ちてきます。しかし、昼間に運用された各局も夜のローバンドの時間には撤収されたようで、ローバンドで出てみるとすぐにパイルが始まり、18時から20時過ぎまで連続コールが続きました。徹夜の運用でさすがにこちらも限界になり、20時30分で終了宣言をしました。

10日は1200QSOくらいで、新市1日目としてはやや少なめ。18~28MHzがコンディションの良い時間にあまり出られず、局数が伸びなかったのと、430MHzが飛ばないなどV/UHFの不調が影響したと分析しています。

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コメント

各バンドと至近距離有難うございました。今週末も聞いてみます。

投稿: RYE@0809 | 2016年10月11日 (火) 21:18

各バンドありがとうございました。1.9~5600MHz全クリは2局目でしたHi
今週末はカスカスQSOでお楽しみください。

投稿: JO2ASQ | 2016年10月12日 (水) 20:32

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