2017年1月8日 筑紫郡那珂川町ほか
早速7MHz CWでパイルが立ち上がり、30分ほど続けた所でQSY UP。Scが弱く14MHz止まり。地元局2局に28MHzまで追いかけていただき、いわゆるボウズは免れました。ここで、次の予告地である嘉麻市移動局を7MHzで発見。信号は強く、近接周波数に出るとカブってきます。7MHzは少し離れた周波数に移動し、サテライトを運用した後もパイルが続きました。7MHzだけで113局できました。
嘉麻市のグラウンドの駐車場に移動すると、先に発見した移動局が+30dBで入感。このグラウンドの近くのようです。7MHz CWは需要を満たしたと思われるので10MHzに行くと、近距離が開けていて大パイル。10MHzだけで75局できました。14MHzで8エリアが開けていたものの、そこから上は地元局2局のみ。FO-29の天頂パスでも大パイルになり、この市も需要があるようです。
13時台のUkube-1を太宰府市で待ち構えたものの、OFFでした。
いよいよ今回の大移動の主目的である筑紫郡那珂川町のロケハンです。某局が1.9MHzのWAGAラスト1、他にもローバンドのリクエストが多くありました。運用場所の確保が相当難しいと思われます。
まずは町役場へ。北側は福岡市に接する住宅地で、南側は山、東西も山に囲まれています。町役場から見て北東側の、町の中心部には農地が広がっています。
新市移動で気を付けることの一つとして、同じバンドに出た時のカブリを防ぐために他の移動局からは最低1kmは離れたいと考えています。従って農地での運用は最初から候補に入れていません。農地の場合、通報されたり農作業の妨げになるリスクもあります。
町の南側、西側の山の上で運用できれば、市街地で運用する局のカブリは避けられます。ところが南側、西側の山の上で、V/UHFやサテライトを運用できそうな適地は見当たりませんでした。HFだけならダムの周辺の公園などが良いかもしれません。
2時間ほど走り回って、町の中心部に近い目立たないスポットを発見。北東-南西方向に伸びる細長い場所で長いアンテナも展開可能、私有地では無さそう、幹線道路からは見えません。民家から丸見えといっても、距離は離れているので大丈夫でしょう。10月では草が伸び放題で立ち入ることは難しいかもしれません。
とりあえずここを第1候補地としました。ただし、南東側は山があるため、この方角から上がってくる衛星はAOSが遅くなります。地形的な条件としてやむを得ません。
第2候補地も一応見つけました。小型車1台がギリギリ通れる道幅のため、夜間や雨天時の走行は控えたいことと、来訪者に対応できないことが難点です。
16時から運用開始、7MHzは大パイルになりました。サテライトはXWシリーズを5連続、そのあと18時台の3.5MHzのパイルもすごかった。しかし、近距離がスキップ気味、1.9MHzのコンディションが悪く、こちらは近距離しか飛びません。1.9MHz WAGAラスト1の局とは難なく交信できました。19時過ぎになって多少は良くなったものの、1エリアはカスカスでした。
20時台のAO-73を春日市で運用。春日市も移動運用の場所を探すことが非常に難しく、この場所しか知りません。
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