2018年6月9日 大阪市
どなたかが「大阪夏の陣」と呼んでいた、毎年恒例のEスポ狙いでの大阪移動。今回は移動局が極めて少ない大阪市・堺市の10/14MHzを重点的に攻略することにしました。
1泊2日の移動で運用時間が限られているため、運用したいQTHを厳選しました。特に、日曜日は帰りの運転が過酷で、終了時間は厳守となります。
まず、大阪市で最も運用が難しいと思われる東成区の10/14MHzが最重要課題。そして10MHzが珍しい区を選定すると浪速区、生野区が候補になり、午前中のコンディションの良い時間帯を狙ってこれらの区で予定を組みました。
順番としては 浪速区-天王寺区-生野区-東成区-(夕方のオプション)です。
名神集中工事の夜間通行止めがあることに数日前に気づきました。渋滞する可能性が高く、PA/SAは超満車で駐車できる保証もありません。ただでさえ片道3時間以上かかり早朝運用は難しいのに、さらに厳しい状況になりました。浪速区に午前7時30分到着を目標として出発しました。
午前6時半前に浪速区に到着しました。
浪速区は高速道路のインターに近いためアクセスは便利です。この場所でのサテライトは東パス限定です。サテライトまで1時間以上あり、まずは7MHzで様子を見ると近距離も良さそう、早速10MHzに出てみると1エリアが聞こえてきました。14MHzも1エリアや08県が聞こえており、10/14MHzのサービスは順調。前週にも移動局の運用があったサテライトもXW-2AとAO-73でダメ押しできました。
天王寺区はそれなりに需要があり、通り道なので運用することにしました。18MHz UPで8エリアが聞こえており、Eスポがもう少し強くなれば多くのエリアが聞こえそうです。1時間で運用を切り上げ、生野区に移動しました。
生野区では国分寺が赤くなり本格的なEスポ発生。28MHzで1エリアもバッチリ聞こえてきました。2時間半の連続運用で、10/14MHzにとどまらず、ハイバンドもしっかり刈り取りできました。
東成区に急いで移動し、コンビニおにぎりを食べながら運用するとハイバンドが急速に聞こえなくなり、実質14MHz止まり。それでも10MHzは2エリアまで良好に聞こえており、東成区の10MHzは狙いが当たりました。
午前中に厚かったはずの電離層が午後には影が薄くなり、とりあえず鶴見区で様子見。8エリアが21MHzまで聞こえただけで特に成果は無く、夕方のオープンがあるかもしれないと、リクエストが比較的多い旭区に行くことにしました。コンディションの回復を待つため、休憩しながらのんびり移動を開始しました。
ところが、これまで利用していた運用場所にコンビニが建って使用できないことが判明。この区は一方通行が多く、一度通り過ぎると元の場所に容易に戻ってこれない場合があります。さらに渋滞にはまってしまい、夕方のサテライトの高仰角パスの時間が近づいたため、住宅地で店開きとなりました。
10MHzを速攻で運用すると、昼間よりは良くなったものの近場までは落ちてこないようです。サテライトのCAS-4A、CAS-4Bと運用していると職質LOS。通報されたとのことで、不審者でないことは分かっていても、いろいろとお作法があり、懇切丁寧な説明を受けて結構なロスタイムに。某河川公園が17時に締め出されることも話題になりました。
場所を変えて10MHzと14MHzだけを運用。10MHzは20県や28県には飛んでも29県には聞こえなかった様子。時間的にこれ以上の上乗せは期待できず、予定通り19時に終了としました。
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