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2021年12月31日 (金)

2021年12月31日 広島県7日目

北西部の三次市、庄原市、神石高原町の3か所での運用を計画しました。いずれも山間部にある広い市町で、移動には時間がかかります。三次市から庄原市への移動は、中国自動車道を利用することを前提として予定を組みました。

朝は10cm程度の積雪がありました。この程度の積雪は、自宅でも年に1回ほどあるので、全く気になりません。問題は、運用場所が確保できるかです。

みよし運動公園は、広い駐車場が空いていました。時々、子どもの雪遊びをするため車で来る人がいるので、端の方に駐車しました。ローバンドはノイズは少なかったのですが、ハイバンドは雪雲が近づくとザーというノイズが入って、1.9~14MHzに限定しました。7MHz CWはOTHレーダーで相変わらず使いにくい状態でした。運用中も吹雪が続き、7~8時の1時間でドアミラーに5cmほど積もりました。コンディションの方は特筆することは無く、10MHzでは1エリアより近い所が聞こえないため、特に目立った成果はありません。

庄原市は、庄原ICに近い上野運動公園を予定していました。しかし、庄原市では積雪は多く、雪に埋もれていて閉門されており、周囲を見回しても除雪していない場所には車が乗り入れできないため、運用場所が見当たりませんでした。そこで、再び中国自動車道に入り、七塚原SAの下りで運用する方法を思いつきました。これなら昼食も確保できて、次の運用場所への移動時間短縮にもなります。

この場所は西側がかなり開けていて、CAS-4Aと4Bは早くから聞こえました。市街地の公園などで運用するよりもロケが良さそうです。しかし、吹雪が強まって、一時は車内に雪が降り込む状況で耐えました(笑)。強風で釣竿を立てることが難しく、車の周囲にステーが張れないことと、景観を考慮して、HF帯は2.5mの釣竿ホイップを使いました。アンテナの利得が下がるため7MHzのOTHレーダーが多少は静かに聞こえます。SN比は変わりませんが。

神石高原町は、以前にも運用したことがある、道の駅さんわ182ステーションで運用しました。南から東側が開けており、サテライトの東パスに適しています。途中、日陰では路面状態が悪い場所もあったものの、14時台のCAS-4Bに間に合って、サテライトはこのパスとRS-44の東西2パスを合わせて十分にサービスできました。

ハイバンドは一応足跡残しで出たものの、14MHzや18MHzで1・2エリアが突然浮いてくる以外は、オープンの気配がありませんでした。日中の最高気温が-2℃で、車外では水滴が凍ったり、氷柱ができたりしていました。ローバンドもあまり良い感じではなく、予定通り18:30に終了しました。

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コメント

ハイバンドは安芸郡海田町10C を最後に敗退続きですが、微弱信号に全神経を集中する時間は
毎度至福です。

「50MHzで日本の端が聞こえる」よりも「14MHzで近距離が聞こえる」方がうれしい。
- your statement at 8:25 2018/6/10 -

…来年も、再来年も、これを sustainable によろしくお願い致します。

投稿: nud | 2021年12月31日 (金) 21:06

今回も多数のQSO、ありがとうございました。
スノーノイズで、カスカス信号の受信が難しかったことが多数ありました。
本年もよろしくお願いいたします。

投稿: JO2ASQ | 2022年1月 2日 (日) 08:31

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