2022年6月12日 奈良県2日目
前日に突然復活したXW-2Cの早朝パスが5時台にあり、五條市の農道で臨時に運用しました。1パス32QSOで、全盛期とほぼ変わらないQSO数でした。
7MHz CWを20分ほど運用して、7時のFO-29狙いで(予告していない)黒滝村の道の駅に移動しました。
ところが、想像以上の秘境でサテライトは運用できそうに無いので、ここでの運用は断念しました。後で聞いた話では、ONの時刻が予告より遅かったとのことで、強行運用してもONになる前に山LOSした可能性があります。
天川村は、役場の周辺が鮎釣りとキャンプの車で賑わっていたので、この付近を避けて、天河弁財天参道の入口の路肩でステルス運用しました。前日よりもコンディションが良く、7時台でも10MHzの近距離が好調でした。南東側に高い山があるので、これを回避するようにサテライトを3パス運用し、下市町の下市中央公園に移動しました。天川村から下市町への移動は、途中の黒滝村での休憩を含めて50分ほどかかりました。
下市町ではコンディションが下火になり、10MHz、14MHz、7MHzの順で運用しました。14MHzが8・6エリアとDXのみという見事な廃バンドで、10MHzも近距離スキップの気配が感じられました。
大淀町は、航空写真で河川敷の駐車場を見つけて行ってみたところ、車1台がギリギリ通れるほどの道幅で、しかも通行車両が多く、対向車が来たら通行に相当の困難がありそうだったのでここは中止し、河川敷をサーチしました。しかし、ここ以外に良さそうな場所が無く、CAS-4Aの時間になってしまったので簡易裁判所の裏で強引に運用しました。しかし。北側の木の影響で、もともと不安定になることが多いCAS-4Aのダウンリンクがカスカスで、直後にやってきた間欠衛星TO-108を投入して、CAS-4Aでできなかった局を確保しました。
続くCAS-4Bを運用するため、とりあえず役場方面に行ってみると、図書館の東側にある駐車場が北半分は開けており、CAS-4Bは通常通り運用できました。これにより大淀町のHFは10MHzしか運用できませんでした。
吉野町は河川敷の駐車場が川遊びの車でいっぱい、しかも有料らしいので土木事務所の東側の空き地で運用しました。ここも短時間運用で、10MHzと14MHzのみ、14MHzは1エリアが聞こえたもののそれより遠くは聞こえない、変なコンディションでした。
川上村は吉野郡でも屈指の秘境かと思われます。川上総合センターの北側の路駐スペースで運用しました。すぐ近くに民家がありますが、大容量バッテリーで運用中はアイドリングの必要が無いので問題ありません。コンディションが回復したようで、これは28MHzから下りた方が面白いかも?と考えてはみたものの、やはり10MHzから上がっていくことにしました
14MHzで43QSO、18MHzで43QSO、21MHzで36QSO、24MHzで16QSO、28MHzで12QSOの結果になり、28MHzは近距離パスが無く+20dB程度で入感する局も無かったことから、50MHzではQSO困難と判断し、予定より30分延長した時点で終了しました。
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コメント
昼間の10C、下市町と大淀町は、お手上げでした。カスカス入感しておりましたが、信号にノイズが溶け込んだ様な濁ったトーン+QSBでした。これでは応答頂いても、リターンが凸不能で、指を噛んで見送るしかありません。
昨日今日の、早朝の10MHzの近距離 FB 伝播は、弱い Es によるものでしょうか。
QSBが少ない安定さと、その澄んだ CW トーンは好きです。
投稿: nud | 2022年6月13日 (月) 20:47