2022年8月15日 北海道5日目
勇払郡(上川)占冠村で運用した後、河東郡音更町から北上して、足寄郡の2町に向かうルートです。
占冠村は、いわゆる一郡一村のため、いつ運用してもそれなりに呼ばれます。そこそこの秘境で運用が比較的難しい所です。道の駅の北1kmにある野球場のある広場が適しています。この後、音更町までの長距離移動になるので、サテライトは最小限に絞って、HFも必要以上のパイルにならないように短時間運用です。結局、早朝であっても7MHzと10MHzでガッツリ呼ばれるため、14MHz UPの運用は困難な状況になりました。
音更町は、音更帯広ICに近い希望ヶ丘運動公園で運用しました。この手の場所を見つけるのは慣れています。CAS-4AとCAS-4Bが30~40分の間隔で交互に来るため、その間にHFの運用と移動を入れて時間調整します。実際はそれ以外の衛星もあるため、HFの運用時間はさらに短くなり、Jクラスタに上げられるとそのバンドで止まって先に進めなくなるので、常時Jクラスタを監視しながら、怪しいQSOがあれば即逃げの体制になっています(笑)。なお、この日は風がほぼ無かったため、午前中の運用は釣竿+ATUよりも設置がさらに簡単で(基台に差し込むだけ)スペースも必要としない、長さ5mの完全同調型釣竿アンテナを使用しました。この方がノイズに強く受信は快適です。
士幌町は新しい道の駅で運用しました。車1台分のスペースで、アイドリングや発電機も使用しない(今回、移動距離が長いため、無線機用バッテリーを走行中に充電すれば十分足りていた)ため、駐車場の端でひっそりと運用しました。コンディションはあまり良くなさそうでしたが、7MHzと10MHzしか運用していないので詳細は不明です。
上士幌町は、その後の運用を考えて足寄町側に寄せておきたかったので、足寄町との境界から1kmほど西に行った農道の路肩の空きスペースで運用しました。サテライトはバイクの集団が通るとノイズが乗りまくりで、受信には若干苦労しました。
足寄町は、里見が丘公園展望台の駐車場で運用しました。東側だけ開けた場所で、普通はサテライトの運用場所としては使いにくいのですが、RS-44の東パス限定なのでこれで十分です。昼休みを挟んで、HFの運用時間が45分ほど確保できたので、十分にサービスできるかと思ったところ、コンディションがあまり良くないため14MHzまでで適当に流して終わった感じでした。
足寄町は日本一広い町で、隣の陸別町の市街地に移動するだけで30km以上走行する必要があります。途中、信号や急カーブがあるため、平均時速では40km/hくらいになります。陸別町はスケート場の空きスペースで運用しました。リクエストが多かったサテライトは西パスを3パス固めて十分に行き渡ったはずです。夕方になりコンディションが上がってきて、14~28MHzで長時間のパイルになりました。これは完全に予想外でした。
1時間運転した後、3時間連続でパイルになり、連日の疲労もあって意識が朦朧としてきたところで、予定を30分延長して19時まで運用し、すぐ近くにある公衆浴場で疲労回復を図りました。夜には雨が降り始め、次第に強くなってきました。
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