2022年12月11日 新城市・北設楽郡
今年最後の自車移動で、雪が降ると移動が難しい新城市と北設楽郡に行ってみました。
福岡から返送されたレンタカー移動セットの一部を、1日だけの運用のために自車に積み込みました。無線機は車に常設してあり、ATU、釣竿、タイヤベース、バッテリーなど最小限の機材を積み込みました。帰ったらすぐに沖縄に発送する準備です。
新城市は、運用場所が固定されておらず、新城PA、長篠設楽原PA、道の駅もっくる新城、新城総合公園、本長篠駅駐車場などで運用実績があります。しかし、サテライトのロケとしてはどこもイマイチで、ロケを優先するのであれば、東名高速の豊川ICに近い河川敷がベストです。しかし、そこでは北設楽郡からは遠くなってしまいます。
そこで、今回は初めて運用する、道の駅つくで手作り村に行ってみることにしました。ここは無線以外でも行ったことが無い、というより、私の自宅からは高速道路でも一般道路でも、かなり行きにくい場所にあります。ナビのお告げでは岡崎東ICから くらがり渓谷 経由が最短と出ました。ところが、くらがり渓谷の名の通り、狭くてカーブがきつく、車で通り抜けることが難しい険しい道でした。幸い、路面は乾燥して気温としても凍結するような状況ではなく、対向車も来なかったため無事に通過できました。
最低気温は4℃で、冷え込みはありますが風が無く、道の駅の駐車場にはエンジン音が大きな車で集団走行する人が集まってきました。この後の運用予定地は、一応いくつかの候補は挙げていたので、静かな場所で運用することを最優先に考えました。朝6時台では7MHzの近距離が開けておらず、新城市はサテライトでは需要があってもHFは雑魚と思われるので、次の設楽町に移動しました。
設楽町は、ふれあい広場すいすいパークか、道の駅したらを候補に挙げており、静かな場所として道の駅したらを選択しました。ここの砂利駐車場であれば、その手の車は入ってこないと予想しました。しかし、この場所は特に南側のロケが悪く、サテライトは運用できるパスが限られます。ここで、最短ルートである県道35号が土砂崩れで通行止めであることを知り、愛知県総合射撃場の方へ迂回せよと案内が出ていました。事前の調査が甘かったですが、とりあえず1時間以上かけて設楽町に到着しました。
迂回している間にコンディションが上がって、10MHzの近距離が聞こえるようになりました。しかし、そこそこのF層正規伝搬で、14MHz UPは20県や18県の直接波が時々拾える程度でした。道の駅本館ではイベントがあるようで結構な人出でしたが、運用場所の周囲には誰も来ませんでした。
東栄町は、いつも利用している設楽小学校跡ふれあい広場で運用しました。町の中心部は盆地のような地形で、広い土地も無くサテライトの運用には苦労します。この場所は設楽町・豊根村のどちらへもアクセスが便利で、コンビニも近い利点があります。予定の段階でCAS-5Aの情報は全く無かったのですが、ここで午後の東パスを運用する必要が生じました。北東側に高い山があり、MEL付近からようやく聞こえ始めました。午後の部も10MHzがそこそこ開けていて、ハイバンドはQSBが激しく交信レートは低かったものの、時間を持て余すような廃バンドではありませんでした。
豊根村も、いつもの村役場と弓道場の駐車場で運用しました。ここは北から東にかけて断崖絶壁があり、高めの西パスだけが頼りです。ここでも予定に無かったCAS-5A西パスが加わり、サテライトはロケ的に厳しい中、FO-29とXW-2Cを合わせて3パス出来たため、余裕がありました。最後は1.9MHzで6QSOが限界で、コンディション的にも早朝と同様にあまり良くない感じでした。
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