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2023年2月25日 (土)

2023年2月25日 浜松市1日目

2024(令和6)年1月1日、浜松市の行政区が7区から3区に変わります! 2月22日に正式に決定しました。

今週はサテライトの条件が非常に悪く、11~14時頃にリニア衛星が来ない状態で、SSBが期待できる衛星は早朝と夕方に限られています。さらに、XW-2Cが間欠になったと情報があり、4月中旬にFO-29の全日照が終わって、RS-44とCAS-4Bが早朝に来ない週になると、サテライトの「朝練」自体が消滅の危機にあります。

今回は、ローバンドの穴埋めがメインになります。直接ご連絡を頂いた範囲で南区の1.9/3.5CWのリクエストは無かったので、前回に運用しなかった東区の1.9と、西区の1.9/3.5、それに中区の1.9/3.5を確実に取っておきたいところです。

さらに、今回は144/430MHz CWを用意しました。50MHzは伝搬がシーズンオフであること、1200MHzは電波は出せますが強風の予報で大型アンテナを設置できないため、今回は省略しました。

午前4時に出発して東区の天竜川河川敷に向かいました。前回は東名高速道路の北側で、路面の状況が悪くパンクの可能性もありそうなので、東名高速の南側の憩いの広場がある駐車場で運用を開始しました。ここは路面も整備されておりトイレもあります。

気温は真冬ほど下がってはいませんが、風が強く屋外は冬の寒さでした。そんな中で、1.9MHzの1/4波長ロングワイヤーを展開して11QSOを確保、さらに3.5MHzから順番に上がる準備をして、FO-29の後に144/430MHz CWを開始します。この場所から富士山は直接は見えず、それらしい方向に適当にビームを向けてCQを出します。しかし、1エリアの局に対して両バンドを確保しようとすると、144MHzと430MHzで伝搬経路が異なる場合もあって、なかなかの曲者です。さらに、風が強くなってアンテナの方向が定まらなくなりました。

144MHzと430MHzを運用中に、駐車場がすごい勢いで埋まってきて、北の端に場所を替えました。9時頃になると車が200台ほど駐車しており、すぐ横の芝生広場で子どもたちがゴロ捕球の練習を始めました。ボールが飛んでくる可能性もあるので、今後、この場所では昼間に運用しないようにしました。

HFは正規伝搬が強めで14MHzの近距離はバッチリ決まるのですが、18MHz UPがカスカスで寂しい状態でした。

天竜川河川敷を南下して、南区に入ってすぐの緑地の南の端を確保しました。南区は前回に運用していなかったので、消滅区祭りとしては初登場になります。サテライトが10時台の次は14時台になってしまうので、その間を時間稼ぎです。しかし、ハイバンドのコンディションがあまり良くないため、7~50MHzまで2巡することになりました。これだけ運用してもハイバンドが埋まらず、また、時間の都合でローバンドは未運用、さらに、サテライトも西パス専門局には対応できていないので、再び運用しなければなりません。

西区に向かおうとすると、事故で交通整理が行われており、渋滞でかなり時間を取られました。浜名湖畔で良さそうな場所は知っているのですが、時間がかかりすぎて到達できなくなったので、南区との境界に近い、清掃工場の西側の堤防上の駐車場に移動しました。駐車場は結構埋まっており、とりあえず釣竿省スペースアンテナで、日没でコンディションが落ちる前にハイバンドを確保するようにしました。

車が床から突き上げられるような激しい強風により、アンテナのSWRも安定しない状態で、ハイバンドはビッグガンの局でも取りこぼしが発生しました。144/430MHzは、富士山方向に清掃工場の建物があって微妙な感じで、強風でビーム合わせもできないため、中途半端な出来に終わりました。西区の運用場所は再考が必要です。日没で人がいなくなってからロングワイヤーに張り替え、1.9MHz CWはバンドニューの局も含めて22局できて、まずまずの出来でした。

余談ですが、この日は大学入試があり、宿代が非常に高くなりました。

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