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2023年5月 7日 (日)

2023年5月7日 北海道10日目

最終日になりました。長万部町は昨年運用しているのでパスして、八雲町で運用することにしました。これまでは海岸で運用することが多く、今回は次の移動を考えて、八雲ICに近い さらんべ公園で運用することにしました。

まずは早朝の7MHzを確実に押さえます。午前6時台にはEスポの気配は感じられませんでした。しかし10MHz、14MHzとパイルが厚く、広範囲が聞こえており、稚内上空にEスポがが発生しました。21MHzではJクラに上がって、いつ終わるか分からないパイルになりました。ここは9時台のRS-44まで滞在する予定だったので、このままでは28MHzまで上がれなくなるので、21MHzは途中で「あの手」を使って収束させ、24と28は裏周波数で何とか乗り切りました。コンディション的には50MHzも行けたと思いますが、4時間運用しても時間が足りないので仕方ありません。

蘭越町は道の駅らんこし・ふるさとの丘の周辺で運用することを考え、4時間連続パイルでバテバテになった後に八雲町から60kmを激走しました。しかし山に囲まれた秘境でサテライトには望ましくないため、栄橋の東側の堤防上で運用することにしました。ここはサテライトの都合で1時間だけの滞在で、7MHzと10MHzだけ運用して終わりました。

ニセコ町は以前も運用したことがある運動公園です。周囲は比較的開けていますが、北側は新幹線の建設工事で騒がしく、北東側は羊蹄山が大迫力で見える場所です。Eスポの気配は消えてしまい、普通のコンディションではありました。しかし連休最終日で他の移動局が少ないなどの事情もあったようで7~14MHzの各バンドでパイルになり、持ち時間の2時間半を連続パイルで終了しました。

倶知安町は以前に運用したことがある、レルヒ記念公園の南側の河川敷です。ここは7~14MHzのパイルがさらに凄いことになり、10MHz CWでは100QSO超えで、ここも7~14MHzだけで2時間を使い切りました。最後の余興として、パイルの火柱の様子をTwitterで実況してみました。

最後に14MHzでCL TUと打つと、10数局からTUが返ってきました。普段、移動運用で体力的、精神的に辛いことがあっても「俺は感情を持たない、交信するための機械になりたいんだ」と自分に言い聞かせて耐えていましたが、この時は感極まって、数10秒間、放心状態になっていました。

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コメント

私も「楽しかった追っかけもこれで終わりか…」と感傷に浸っておりました。

投稿: nud | 2023年5月 8日 (月) 21:47

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