2023年6月4日 浜松市東区ほか
朝からEスポが出ると予想し、前週に完全にハズレだった東区からスタートすることにしました。
浜松市には高速道路で片道2時間近くかかる日帰り出張です。朝4時に自宅を出て豊田上郷SAで朝食の後、行き先に応じて東名か新東名に分岐すると、現地には6時過ぎに到着、という生活が3週続いています(笑)。東区の天竜川の河川敷は、国道1号線の南側を使う場合と、東海道本線の南側の東区と南区の境界付近を使う場合があります。今回は南区には行かないので、浜松ICに近い国道1号線の南側を使います。
6時台にはEスポの気配が無く、7MHzと10MHzで様子見です。7時台のRS-44に出て、144~1200MHzの地上波に出ているとEスポの気配が出始めました。東区の地上波は何回も運用しているので短時間で切り上げ、14MHz UPを一気に投入します。なお、このような広い場所では釣竿ホイップではなく、逆L型ロングワイヤーを使っています。これは天頂方向に放射を強くして、近距離への電離層反射を有利にする作戦です。詳しくはFB NEWSで解説する予定です。
9時台に50MHzに出ると、1エリアが直接波ではあり得ない強さで聞こえることがあり、西日本は31県まで聞こえていました。50MHzは本気になると6m専門移動局に匹敵するアンテナを用意できますが、7~28MHzが埋まるまでは時間節約のためロングワイヤーで出るつもりです。その後もハイバンドを巡回して、とりあえず東区ハイバンドのリクエストがあった大手追っかけ局は対応できたと思います。なお、西側には堤防があるので、V/UHFは基本的に西側には飛びません。
いつもの中区の馬込川みずべの公園に行くと、駐車場がほぼ満車で、逆L型ではなく釣竿ホイップを使うことになりました。この公園では、テンキーの付いたハンディー機(少なくともI社の最近の機種には無いタイプ)を持っている人を複数見かけたのですが、よく考えると近くに航空自衛隊があり、エアバンドの受信と思われます。
昼休み時間帯になって電離層も薄くなってしまい、近距離は18MHz止まりでした。大雨の後で天気が回復し、屋外で活動する人が多かったのでアンテナを増強できないのは仕方ありません。夕方のオープンを目指して西区に向かいました。
前週の湖岸ではなく、帰りのアクセスを考えて浜松西ICに近い伊左地緑地の東側の駐車場にしました。木に囲まれていてサテライトやV/UHFは苦手な方角があります。HFのお手軽運用には支障ありません。とりあえず10MHzで様子を見てみると、次第にコンディションが上がってきて6エリアは50MHzまでできました。その後、国分寺の臨界周波数だけ高い状態が続き、局地的ではあるもののハイバンドがそこそこ開けていました。しかし、17時を過ぎたあたりからスキップが目立つようになりました。
1エリアの移動局から見るとハイバンドで3エリアが開けている、ゆるいオープンのようでした。しかし当地では4・5エリアの遠方と7エリアが開けている状態で、パイルも薄く無理に延長する必要も感じなかったため、予定通り18時30分に終了しました。
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