簡易型アンテナカップラー
HFでマルチバンドのアンテナを使っていると、少しの調整のズレでSWRが上がってしまい、規定の出力が出ないことがよくあります。
周囲に金属があったり、トラップが雨で濡れたりして特性が変化した場合や、ループアンテナなどダイポール系とは異なる構造のアンテナに給電するための、簡易型アンテナカップラーを自作しました。
固定局用の手動カップラーは大きくて重いですし、ハムフェアでMFJの製品を見て内部構造を推測できたので、手持ちの部品を活用して作りました。シャーシ、トロイダルコア、6Pロータリースイッチで、計\2,000程度の出費でした Hi
マッチング回路はπ型やT型の本格的なものではなく、L型の簡易型です。従って、マッチング範囲は非常に狭く、7~50MHzでSWR<3の範囲で“だましだまし”のマッチングです。それでもこの大きさ、重さ、価格でこれだけ活躍してくれると大変助かります。
新市祭りのHFハイバンドはこれでフルパワー出せます(^^)
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