2009年3月8日 西日本ハムフェア
無線界の発展のために、私にできることは何か? 「アイデア次第でいろいろなことが実現する」ことを皆さんに伝えることだと考えています。
これまで実現したこと(既製品の機材に限らず、100円ショップの品物などで自作した機材をフル活用で実現したものです。)
- 市販品にも無い、7~50MHz 8バンドトラップダイポールの製作
- 1.9/3.5MHz 運用困難地での運用
- 沖縄本島オールバンドローラー
- 低軌道衛星1パス50QSO超え(世界で唯一?) など
昨年の西日本ハムフェアに参加して、会場の規模・熱気に驚いたことと、広い駐車場があることから、講演を申し込むことにしました。九州では馴染みが薄いと思われるサテライト通信がテーマです。
会場には巨大なアンテナが既にいくつか上がっていました。衛星が建物の陰にならないよう少し離れた所で設営。CW/SSB衛星はパイルさばきに集中していて周囲の様子は分かりませんでした。
九州での無線の楽しみの一つが「10MHzが使える」こと。2エリアでは、Esシーズン以外は10MHzで国内が開ける時間帯は限られており、「6と8エリアが聞こえれば、まだまし。7MHzがCONDX良いかも。」といった感じで、国内QSOが楽しめないバンドです。しかし九州では10MHzで1/2/3エリアの聞こえる時間が長く、珍しいQTHから出ると、この時期でもパイルになります。
CWの実演として10MHzで空CQ連呼のつもりが、次第に呼ばれ始めてPSE 14 UPとリクエストあり、28MHzまでQSO成功。
講演は一方的な話で少し単調な内容だったかもしれません。たくさんの質問をいただきこちらも満足しています。
帰りは玉名郡、荒尾市のリクエストに出た後、まずはローバンド珍市の一つ古賀市。予想通りすごいパイルでした。続いて宮若市。サテライトの時間が近づき、超高速QSOを発動するも1.9MHzはパイルの途中でQRT。申し訳ありませんでした。
宗像市FO-29はロケが悪く、時々聞き取りづらい所がありましたが史上2位の1パス46QSO。鞍手郡鞍手町、遠賀郡遠賀町ともサテライトCW/SSB、そして1.9/3.5MHzのフルコースで九州シリーズは終了。なお、当分の間、九州での運用予定はありません。
帰りはリクエストがあった愛知郡愛荘町ローバンド&サテライト。平日にもかかわらずたくさんQSOできました。
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