2009年8月11日 5エリア大移動4日目
この日は山間部でサテライト運用が難しい所を攻めてみました。本当の「秘境」です。
朝4時に出発し、山道をひたすらドライブ。最初の低い東パスは高岡郡津野町。運転しながら場所を見つけるのは難しいため、とりあえず道の駅に駐車。徒歩で運用場所を探しました。道の駅の反対側に、東側が開けた公園を発見、超ラッキー! ロケの通り地上波も好調でした。
続いて高岡郡檮原町。町の中心部は見事な谷底。FO-29の高仰角パスなので、ごまかし運用の短時間勝負も考えました。放送用の鉄塔があり、適当に坂を登ると高台に到達。これもラッキーでした。さすがにAO-51の西パスは秘境すぎて見えませんでした。
さらに難関の吾川郡仁淀川町。道路が断崖絶壁の下を東西方向に走っています。南北方向に開けた場所が欲しいSATには困難な条件。ところどころ悪路もあり安全運転、時間に全く余裕が無いので、短時間一発勝負です。スリル満点 Hi
次はわずか14分のインターバルで高岡郡越知町。断崖絶壁で路肩に駐車することもできません。釣り客用の駐車場を何とか発見。南側は仰角60°くらいで完全にブロックされてしまい、異様に早いLOSに驚かれた方も多いでしょう Hi
午前中にEsが発生したとの情報(=リクエスト!?)。朝4時から走り続けて、これでも時間ギリギリ。HFは全く運用できませんでした。
高岡郡SATは佐川町を残すのみ、ここは楽勝です。午後のAO-27まで時間があり須崎市で少しHFを運用。幡多郡黒潮町に入った直後に次のAO-27を運用。
さらにリクエストのあった幡多郡三原村。実は2007年5月に運用した場所で、VO-52の強烈AGCで撃沈した場所です。ここは携帯電話も圏外になる秘境。AO-51のQRMがキツくなる前にミッション完了。
7MHzのリクエストがあった幡多郡大月町。地図を見ると海岸近くで運用しては?と誰もが考えます。とりあえず行ってみると、急カーブ連続、断崖絶壁の下、さらに携帯電話が圏外、と7MHzすら運用できそうにありません。町の中心部に行くと、2台分だけ駐車場がある公園を発見。MEL 5°のFO-29で何とか3QSOできました。
さて予告QTHラストの土佐清水市、国道321号でぐるっと一周、で済むはずだったのですが、なんと土砂崩れで通行止め。三原村経由は悪路が予想されるので、宿毛市街から四万十市街を経由して大きく迂回することに。VO-52のインターバルの約80分間で何とか到達した場所は山の中。ウィンドウが短くSSBは十分にサービスできませんでした。おそらく今後運用する機会は無いであろう土佐清水市、ある意味で思い出に残る運用でした。
最後は四万十市の堤防上。こういう場所は安心して運用できホッとします Hi
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