車内配線図
小さなクルマなのに、なぜ多くのバンド(135kHz~5600MHz+サテライト、計17バンド)で運用できるのか?
その秘密を公開します。
※実際は135kHz関係、デジタルモード、低周波出力の各配線もあります。
Blogなどで未公開の部分は次の通りです。
- IC-820の144MHz出力は2回路同軸切替器、430MHz出力は3回路同軸切替器(M型コネクタ)を通して、トランスバータに接続しています。
- 自作アンテナチューナーに入力切替スイッチを取り付け、アンテナアナライザによる測定が常時可能になっています。
- IC-706mkIIGMの144/430MHzはマグネット基台+ノンラジアルアンテナに接続し、運用時のみ車外に取り付けています。
- 1200MHzのトランスバータのみ、自作のキャリアコントローラ(送信出力を検出し、一定時間リレーを保持。トランスバータの電源スイッチも兼ねる。)を使用。これにより、1200MHzでは高速電信でも頭切れしません。2400/5600MHz CWは手動スタンバイ。
- キーヤーは2008年ハムフェアでA1 CLUBが販売していた「切手サイズキーヤー」を使用。
バンド切り替えの手間を最小限にできる反面、次のような欠点・改良すべき点があります。
- リグを替える時、キーヤーのプラグを差し替えています。面倒ですけど、配線が絡まるのを防ぐ効果もあります。
- サテライト用4/7エレは10W出力に限定されます。ただし、最近の144/430MHz地上波はモビホで出ることが多く、十分な結果を得ています。08県の某局などは、予期しない方向から山岳反射で飛ばしてくるので、ビームアンテナでは見失うことがあるためです。
- 2400/5600MHz CWも自動スタンバイにしたい。
- アンテナチューナーの多機能化もできると便利。(同軸切替器+SWR計の機能を持たせるなど)
各製作記事へのリンク(記事にした時点から、さらに改良したものもあります。)
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