2010年1月1日 九州移動7日目
0時の時報とともに3.5MHzでCQ開始。近距離が既にスキップしており、2エリアだけが激強のCONDXでした。1局目から順に18県(1802市)、34県、33県、23県と続き、2エリアのベランダアンテナの局が早い時刻に交信できているのが今回の特徴です。また8エリアもスキップ効果でかなり強力でした。
最初のSATとなるSO-50の北上パスは、ロケの都合で出遅れ。安全を最優先のロケなので仕方がありません。
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ここで今回のアンテナシステムについて解説。ローバンドは、釣竿ホイップが強風で立てられないので、壱岐市と同じ40mワイヤーです。(チューナーは一切使っていません。ボディアースと、先端と中間に1m間隔で入れてあるギボシによるワイヤー長の微調整のみ)。この場所は直線で40mの広さが無く、水平部分は上から見て「へ」の字型に張っています。水平部分のうち、3.5MHz切換用ギボシより先の部分は地上高1mほどしかありません。1.9MHzはこんなアンテナでも飛びます。
1.9MHzは東向きが最も強いビームになったはず、7エリアの日本海側あたりは弱かったかも(^^;)
7MHzは、設備に余裕がある時には、水平系と垂直系を併用するようにしています。また、7MHzのアンテナの性能を良くしてQRPで運用することで、必要以上のパイルで運用時間が延びることを避けたり、電源を長持ちさせたりするという戦略もあります。今回は8バンドV型DPと、2.5mの釣竿ホイップの併用でした。打ち上げ角の関係で、地元局を除いては2.5m釣竿ホイップの方がおおむね強く入感していました。7MHzと3.5MHzに限り、CONDXが良い時はパワーを10W程度に落としています。お気づきでしょうか Hi
10~50MHzはV型ダイポールです。特に10/14MHzではフルサイズのギボシDPより利得は低いことは否めません。しかし、これには「回せる」という利点があります。Scが最も強い方向に向けるのです。今回も大活躍しました。もちろん瞬間QSYができるので、QSY**MHzと打った1秒後に次の周波数で出ることも可能です。雪は降っていましたが、着雪しないような雪質だったことも良かったです。
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CONDXは14時台が最も良く、28MHzで12QSOというのが今回のCONDXの指標になるかと(ちなみに28MHzの伊佐市1日目は12QSO、南九州市1日目は4QSO)。糸島市は783QSO(31日の前原市306、糸島郡74)でした。
AO-51のSKNでも運用。ミズホ通信のベビーキーをカマボコ板に取り付けたものです。1パス目12QSO、2パス目5QSOでした。
VO-52の最終便はSAT初登場町村の糟屋郡久山町。町村マニアには糟屋郡、田川郡は美味しい所でしょうか Hi
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