全長230m
ロングワイヤーアンテナを張りました。豊明市の半径400m以内に建物が無い場所です。
1.9MHz用の逆L型ワイヤ40mの先端に、φ1mm園芸用アルミ線(パッケージには約188mと記載)を接続。給電線と漬物樽コイル間の配線2mを足すと、合計230m。
アルミ線は土手に生えている枯れ草に引っ掛け、できるだけ地面に付かないように設置。平均地上高は20cmです。1.9MHzのLWはこれで動作するので、135kHzでこれだけ浮かせていれば使えると判断しました。
アースはダイソーの105円アルミ線を用水路に投げ込みました。給電点に巻数比1:2(インピーダンス比1:4)のトランスを入れると、コイル約0.3mHで同調し、10kHz近い帯域が得られました。この場所は期待通り、ノイズは全くありません。
15時過ぎから通常CWでCQ開始。途中、ワイヤーの先端付近に停車車両があり同調が合わなくなったので15:20~15:30頃に中断。その後も16時までCQを出しました。その間、1エリアで交信成立とレポートがあったにもかかわらず、こちらには何も聞こえませんでした。
MMANAで電流分布が適切になるように地上高などのパラメータを調整して計算すると、-20dBi(=50W出力でEIRP=0.5W)近くの利得が期待されます。また、153kHzのハバロフスクの放送は+20dBで受信できます。それなのに、飛ばない原因は何でしょう。
- たまたま、その周波数を聞いている人がいなかった。(と信じたい。)
- 近距離スキップする特性があり、1エリアから04県にはパスがあるが、1エリアから20県の距離ではスキップしている。(可能性あり)
- MMANAの利得を過大評価しており、実際はもっと弱い。(これも可能性あり)
- こちらの受信感度が悪い。
- 1エリアで1波長以上の交信を成立させた局でも、20県からの信号を受信できる能力があるとは限らない…?
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