2010年2月28日 清須市・名古屋市中村区
QRSSの準備もできて、海岸でワイヤーを全部展開したらどうなる…?と期待。
ところが、ラジオを聞いていると津波が来るというので、出発直後に清須市の庄内川河川敷へと変更。ワイヤー張り放題です。
ここでは初運用となるRTTYで様子を見ていたら1.9MHzのリクエストが…。そういえば春日町消滅の時も、合併後の清須市がWantedと聞いたこともありました。そのためアンテナは1.9/3.5MHzをメインとした設備「40m逆Lワイヤー+庄内川投げ込みアース+100mラジアル」にしました。
QRSS3でCQを出すと7分以上掛かるので、17時00分から10分ごとにQRSSでCQ、その間、TH-F7を持って電界強度のチェックを行い、17時50分から10分間は136.5kHz通常のCWでCQを出しました。
送信機には出力を示す簡易電圧計(電流計)を付けており、50Wフルスケールに調整しています。風が強くてワイヤーが揺れ、メーターが瞬間的に6割くらいまで落ち込むことがありました。連続送信しても普通に手で持てる程度の発熱です。12V7Aで50W出ています。
また、インピーダンスが60~70Ωくらいに落ちていたため、アースが機能しており、利得も10m傘型アンテナなどと遜色ない程度に出ているはずです。1エリアに飛んでいてもおかしくないと思いますけれど…。
受信は今回も全くノイズ無し。ノイズが少なすぎて、きちんと受信できているのかというと少し不安です Hi。簡易型発振器を持っていって、少し離れた所から受信テストするとよいかも。
今回の発見は、ワイヤーの先端方向では電波が弱く、直交方向では強いということ。水平偏波で見ると確かにそうなります。垂直偏波成分はその逆で、ワイヤーの先端方向が強いはずです。私のアンテナは「水平偏波しか出ていない=地表波で伝搬しない?」という疑惑が浮上しました。現状の設備では垂直方向の高さは10mしか出せないので、ワイヤーを垂直方向に伸ばすことも考えて対策が必要かも。
18時過ぎから始めた1.9/3.5MHzは、投げ込みアースの効果があり、どの局も激強でした。「ダイソー105円アルミ線」かなり使えます。
その後は対岸の名古屋市中村区でRTTYとSATを運用しました。
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【お知らせ】
6日・7日・13日は、事情により無線ができませんので、次回の135kHz予告運用は14日になります。その次の愛知県からの運用は3月27日、4月11日を予定しています。
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コメント
135kHz運用の場合には是非135kHz掲示板に周波数と日時を書き込みお願いします。
それが無いと中々みつけ難いです。
投稿: JH1GVY | 2010年3月13日 (土) 20:41
了解しました。
明日、運用する際には書き込みます。
投稿: JO2ASQ | 2010年3月13日 (土) 21:13