2010年12月30日 沖縄移動3日目
前日の名護市VO-52が非常に低いパスだったため、保険として午前6時台のAO-7で運用。この日の最低気温は10℃を下回り、寒い朝でした。防寒具を用意しておらず、また本州と違い、店舗やホテルで暖房が無く、とても寒く感じました。AO-7が終わる頃にようやく夜明けです。
サテライト未運用町村の一つ、国頭郡本部町。観光で滞在したことがありますHi。ここは直行バス以外の公共交通機関で行こうとすると、行きにくい所だったと記憶しています。VO-52とHO-68を運用し、今帰仁村のPL46へ。VO-52とHO-68の後はハイバンドでのカスカスQSOでPL46をサービスしました。
名護市に戻ると突然強い雨が降り出し、18MHzなどを運用して様子を見ます。しばらくして雨は上がりました。過去2回の移動は7月の炎天下で、雨は一度も降っていません。これが沖縄の天気と納得。
完全無料化されている沖縄自動車道を南下し、中頭郡北中城村の海岸へ。この辺りから風が強くなり、FO-29へのビーム合わせが難しくカスカス信号になることもありました。続く島尻郡八重瀬町は、運用場所探しが難しいと分かっていたため早めに出発。本州側に開けた場所が少なく、サテライトでは不利な場所です。2005年に合併でできた新町で、HFのリクエストもありました。30分ほど走って、ようやくそれなりの場所を発見。
ローバンドの運用が主目的だった豊見城市に着くと、車が揺れるほどの猛烈な風になりました。釣竿が立てられないため、伸縮ポールと20m逆L型ワイヤーのみの展開です。北海道の移動でも何度か使った手法で、打ち上げ角が変わるものの極端な性能低下は無いことは確認しています。しかしこの日の1.9MHzはCONDXが悪く、CQが20分間空振り。聞こえる信号も全てカスカスでした。
糸満市の糸満港ではさらに強い風となり、伸縮ポールを伸ばすことすら非常に手間のかかる状況に。強風で伸縮ポールが風切り音を立てて「ブブブー」と鳴っていました。こんな凄まじい強風の中での移動運用は2回目です(1回目は稚内市で、横風でモービルアンテナが横倒しになり、基台のネジがつぶれた。当然、運転も危険な状況。)。CONDXも相変わらずpoorで、1.9MHz CWもビッグガンしか聞こえません。ここは1.9MHzにアクティブな固定局がおられるので、ノイズが少ないことを利用してPSKにチャレンジ。リクエストのあった方と交信できました。サテライトは過去2回とも中途半端なパスで満足なサービスができず、VO-52のCWはこれで需要を満たしました。ところで、地図上で「糸満漁港」と「糸満港」の表記が混在していて、カーナビや現地の表記は糸満港が多いようです。
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