2011年5月3日 北海道6日目
この日は珍グリッドロケーター、QN24の目梨郡羅臼町を目指します。移動運用を行うには厳しい気象条件が予想されます。
VO-52の第1便から予告通り運用し、かつ連日ローバンド延長戦を行っていて、体力的にも厳しい条件が続いています。今回の移動運用のハイライトといえます。
前日と同じ釧路郡釧路町と釧路市で、例によって、重石のコンクリートブロックが転がるほどの凄まじい強風の中での運用。
13時台のFO-29に合わせて厚岸郡浜中町へ。困ったことに、厚岸町の道の駅周辺が食事できる最後のチャンスだったらしく、浜中町まで来ると飲食店もコンビニも見当たらなくなりました。備蓄しておいた非常食を食べながらの運用。
しかし、意外なことに野付郡別海町の市街地には、コンビニ、商店、電器店や100円ショップも揃っていました。考えてみれば隣の町まで数10km離れているわけで、買い物が一通りできるのは当然のことでしょう。牧場が延々と続く、日本とは思えない光景に、突然出現した市街地は印象に残りました。
別海町には、最近完成した「道の駅おだいとう」があります。お土産売り場がまだ整備されていないようで、今後に期待しましょう。運用は路肩で行いました。
標津郡標津町は公園の駐車場でFO-29を運用。気温はぐんぐん下がり、この辺りでは3度。ここから国道335号をひたすら走ります。知床峠が凍結で通行止と案内が。そして羅臼町に入ると、路肩に雪が残っています。日没とともに細かい雪も降ってきて、流れてくる雪がヘッドライトでキラキラと光っていました。
今回の遠征は、スタッドレスタイヤでは無くノーマルタイヤで行きました。これは高温時の雨の高速道路でスタッドレスタイヤは不安があるため、および夜間に峠道を通る予定が無く、積雪の可能性は低いと考えたためです。実際は、気温は平年よりも低く雪が降ったものの、路温は十分に高く安全に走行できました。
目梨郡羅臼町では、何とEスポが発生、50MHzまでカスカスでオープン。結局、ここでは10~50MHzとサテライトだけを運用しました。ローバンドもリクエストがあったかも、これは仕方ありません。
ここでの走行中に鹿を目撃、路上に出てこなくてセーフ。ライトが反射して目が光ることを確認できました。
ローバンド延長戦は、ここから50km以上、来た道を引き返します。強風対策のため、海風が入る標津町ではなく、標津郡中標津町の内陸部を選択。また、農道に迷い込んでトラブルがあると困るので、道路に併設されたチェーン脱着場での運用です。野付郡別海町は公園の駐車場。運用を終えた時、気温は0度以下。こんな中での車中泊です。
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