2011年9月4日 JARL静岡県支部大会
台風12号で大雨が続く中、行く途中で何度か猛烈な雨に遭遇し、運転が困難でした。浜松市東区で運用した後、現地到着は10時の開場直前でした。
大量に置いてあった、いろいろな種類の格安ヒューズ。購入するには定格値を読み取って仕分けが必要です。あの会場で、ヒューズの極細文字が読める(=老眼ではない)OMは数少ないのでは…? 普段見かけない315mAなどの定格のヒューズが混ざっていて、私の視力でも仕分けに手間取り、少ししか購入できず。ジャンク巡りの後、前週のハムフェアでもお会いした方々と会談。
メーカー展示では、以前から気になっていたコメットのCHV-5を間近で初めて見ました。50MHzのダイポールの両端にトラップを何個か付けてマルチバンド化する構造です。私が開局した当時は、L型GPというHFのモノバンド小型アンテナが主流でした。それに比べると小型・軽量化され、工具不要で調整できるように工夫されており、技術の進歩を感じます。大きなアンテナが上げられない場所で、HFでCWを楽しむための入門用アンテナとしては最適と思います。
7MHz CWでは、全長3~4mの短縮ダイポールでも、調整が完全にできれば結構実用になります。この種のアンテナを何回か作り、固定で使いました。モービルアンテナ2本でダイポールにしたようなイメージでしょうか。ただ、7MHzでは帯域が狭く、雨が降ったらどうなるのか疑問が残ります。私が固定で使っていた時は、伸縮ポールを使って屋根からの距離を調整することで周波数を合わせていました。
全長9mのトラップ式ダイポールは、性能としては最高ですけれど、風雨に弱いので、このくらいのサイズがお手頃かもしれません。自作できないか検討してみます。
昼休みは激しい雨で外出ができず、13時台のFO-29を運用して会場に戻ると…14時30分からの予定だった抽選会が終わっていました。天候の都合で予定が繰り上げられた模様。私のコールサインが読み上げられたそうですが…何ももらえず残念でした。
その他の話題
- 伊豆の国市の移動場所について
- 現・会長名の入ったコンテスト賞状の在庫はどうなるか
- IC-7000は電源電圧が低いと電源が入らない? 注)
帰りはあまり運用していない所に行こうと、雨の中を菊川市と御前崎市へ。コンディションは全般的に低調だったものの、悪天候で移動局が少なかったためパイルが集中し、7MHzでは多くの局から呼ばれました。夕方に10MHzの近距離がカスカスで入感、7MHzも20時過ぎまで近距離が開けていました。御前崎市でLBを運用した後、VO-52の最終便を再び菊川市で運用。
注)9月7日追記 JH0CJH / JA1CTV 業務日誌にデータが掲載されています。TNX 私の経験では50MHzが最も電源電圧の低下にシビアと思うので、機会があれば検証してみます。
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