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2011年10月 4日 (火)

CWチューニングインジケータ

CWのBFOの周波数は、700Hzに設定しています。これは「ファ」の音(=698.45Hz)にほぼ一致するので、「ドレミファ…」と口ずさむと、合わせやすいと考えたためです。

ところが、私には音楽の才能がありません。実測すると100Hz近くずれることもありました(汗)。そこで、2009年のハムフェアでA1 CLUBが頒布していた「CWチューニングインジケータ ~ナイト2009キット~」を製作しました。

Cwtuning

実装は、透明アクリルケースのフタの付いている面にコンデンサマイク、側面にLEDを配置し、コンデンサマイクをリグのスピーカーに近付けて(置いてしまってもよい)入力するようにしました。これで、ナローフィルターを使っている局も安心して呼べます。

なお、CWで正確に周波数を合わせる方法は、次の3つがあります。

  1. ほとんどのリグで、BFOの周波数とサイドトーンの周波数は同じなので、ブレークインをOFFにしておき、電鍵を叩いてサイドトーンを鳴らし、その高さに受信周波数を合わせる。
  2. BFOの周波数とビープ音の周波数が一致するリグ(旧YAESUに多いような気がする)では、操作に関係ないキー(LOCKなど)を押して、ビープ音と受信周波数を合わせる。
  3. 強い信号であれば、SSBのワイドフィルターでゼロビートを取って、CWに切り替える(そうなるような設定が必要)。

リグによっては不可能な方法もありますし、ノイズレベルが高いと合わせにくくなるので、チューニングインジケータが重宝します。次回、このキットが手に入ったら、RTTY(AFSK)用のインターフェースに組み込もうと考えています。

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