2011年11月11-12日 野々市市 その1
10日(前夜)
石川郡野々市町の最後のSAT、10日20:00のVO-52に間に合うように到着。ところが、10月の移動で下見していた第1~第3候補地には、いずれも先客がいました。そのため、行き止まりの農道(場所)を急遽確保し、CWでのカブリが少ないことを確認しました。
雨の予報だったもののまだ降っておらず、ハイバンド最後のサービスのためDPを上げてみました。しかしScの気配は全く無く、10MHzで6エリアの1局のみ。40mワイヤーを張ってローバンドに備えます。その間、石川郡V/UHFのスケジュールQSOも行いました。
1.9MHzは40mの逆L型ワイヤーをSWRがほぼ1になるように微調整したものです。受信感度は抜群。ご近所さんが1.9MHzで出ており、1.9MHzであまり聞いたことの無い局が試しに呼んでいるのが全て聞こえました。ご近所さんは呼ばれても反応がありません。
予告通り3.5MHzの上の方の周波数で始めるため、23時30分過ぎから周波数を確保します。23時59分、既に交信済みの局がQRSで呼んできて交信を引き延ばし、「UR QTH IS JCC 3012?」などと打ってきます。この時点で0時の時報。大慌てで切り上げてCQを出すと、私がこれまで参加した新市祭りでは最大クラスと思われる大パイルに。しかしまぁ、JA1K**局、空気が読めていないのでは。0時の時報を過ぎるとパイルになることを知らないのでしょうか?
11日(1日目)午前の部
6エリアの新市祭りでは、ある地域が局地的に入感することが多く、「聞こえていない局」の識別がある程度可能なため、比較的パイルのコントロールは楽です。A局とB局が呼んできて、B局が呼び倒し、しかしB局の信号がA局にはあまり強く聞こえないと分かれば、B局の呼び倒しを無視してA局と交信すればよいわけです。
今回は近距離もよく開けており、1エリア・3エリアあたりのハイパワー局が呼び倒しするとコントロールが難しかったです。3.5MHzでは最初の1時間で111QSO。0時台のSO-50はさすがに無理でした。その後の1.9MHzは29QSOで早く収束。
その次のサテライト、02:42のAO-51まで仮眠。このパスは7L3AEOさんしか出ておらず、新市最初のサテライトQSOとなりました。
03:52のAO-7はMEL10°の低いパス。この1パスのため、雨の中29MHzのDPを上げました。AO-7は2QSO。農道に展開していたローバンドのアンテナは、雨が降り始めて泥だらけになると予想され、この時点で泥の無い場所に退避させました。アフターSATでV/UHFのスケジュールQSOの後、1.9MHzへ。静かでした。5時台のAO-7は13QSO。
新市祭りの楽しみ方として、早朝の7MHzのオープンをいち早く察知して、他の運用局が静かなうちにパイルをさばくことがあります。7MHzで06:18に8エリアと交信、その後、07:37にAO-7のため中断するまで大パイルが続きました。最初のVO-52は平日でパイルは薄く、29QSOという普通の移動運用並みでした。
今回の特徴として、7MHz CWの局が多いことが挙げられます。VO-52の後、08:15から次のパスで強制終了する09:24まで、ずっと7MHzで呼ばれ続けました。09:39に10MHzにQSY、10MHzのパイルも厚く、14MHzへのQSYは10:30。午前中に28MHzまで巡回できました。
前日は特別な休養も無く、午前3時台から12時まで不眠不休で呼ばれっぱなし。こうなることは予想していたので、12~15時の3時間は予告して昼休みとしました。降り続く雨の中、記念写真を撮るため市役所へ。
| 0
「移動運用」カテゴリの記事
- 2025年3月23日 木曽郡2日目(2025.03.23)
- 2025年3月22日 木曽郡1日目(2025.03.23)
- 2025年3月16日 西春日井郡豊山町ほか(2025.03.16)
- 徳之島移動予定(2025.03.11)
- 2025年3月9日 西日本ハムフェア(2025.03.09)
コメント
今回は、1R9/3R5のみでSATも逃しました。流石に平日なので、夜中までLB追っかけて早朝もは無理でした。まあ、誰でもいけそうな、行きそうな場所なので、新市はゆっくりやります。
投稿: KQH | 2011年11月14日 (月) 00:57