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2012年2月25日 (土)

一総通・一陸技のノートの取り方

学生の頃、難関と呼ばれる(それだけで飯が食える?)資格を、無謀にもいくつも受験しました。戦績は恥ずかしくて書けません。受験料(+名古屋で受験できない資格の交通費)が学生の身分には厳しいものでした。

その時に取得したもののの一つが、第一級総合無線通信士と第一級陸上無線技術士。大学の専門分野は無線と無関係です。シャックの整理をしていたら、当時のノートが出てきました。

もともと、ノートを取るのは得意で、授業の内容をリアルタイムで書き取り、試験前に先生に貸したり、コピーして売ったりと、よくやっていました。この能力はCWの筆記受信で鍛えられたものです。

最近、「美しく書くためのノート」が何種類か市販されており、中学生や高校生(の親)からノートの取り方について聞かれることがあります。一総通を例にして、私のノートの取り方を紹介します。

Note1

Note2_2

Note3

私のノートの取り方は、高校1年から今まで基本的に変えていません。

  1. 文字が多いノートはA5、図が多いノート(数学など)はA4です。B5はあまり使いません。
  2. 本文はモノクロ(色文字を使わない)。暗記したい語句を赤マーカーペン(いわゆる「暗記セット」)でなぞり、緑色の下敷きを被せて見えなくすることで暗記。
  3. 筆記具はステッドラーのルモグラフ鉛筆か、プラチナの万年筆のみ。

一総通・一陸技のノートはA5を使いました。「ノートのどこに書いたか記憶しておく」ことと「ノートはできるだけ使い切る(余ったページを残さない)」ことが暗記には重要で、それには1ページの情報量は少なめがよいのです。持ち運びにも便利ですし、無線従事者関係の教科書はA5ですので、最下段の写真のようにコピーして貼り付けできます。

無線や電子工作の他に、ペン画に凝っていた時期があり、私の初期のQSLカードがペン画で描かれているのをご存知の方も多いと思います(ただし「萌え系」の絵は描けません Hi)。その経験から、細い線が美しく書けることで評価が高い2社の製品を愛用しています。万年筆は筆圧が軽くて済むので、慣れてくれば疲れずに大量の筆記ができます(例えば1日にノート30ページなど)。

ノートを速くきれいに取るために、CWの筆記受信は非常に役立ちます Hi

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