2012年4月1日 熊本市新区1日目
0時の3.5MHzで大パイルの始まり。JCCの追っかけ専門と思われる局も多数参加しており、予想外の展開。パイルへの参加を楽しまれていたのでしょう。
6エリアの3.5MHzは各局の信号強度に差があるので、耳が良い局にタイミングを合わせてコールバックすれば、長々と続く呼び倒しのコントロールがある程度可能です。他の区ではパイルが続いていたもののの、こちらは40分ほどで収束し、1.9MHzへQSY。パイルをさばきながらJ-クラスタ等をチェックし、南区が出ていないことを確認しました。
南区の移動場所は事前に調査していませんでした。考えてみれば、高速道路で現地入りする場合、高速道路から離れた西区と南区へは移動に時間がかかります。30分以上かけて南区に移動し、運用場所を探しました。国道に沿った行き止まりの農道がすぐに見つかり、午前2時近くに3.5MHzと1.9MHzで大パイルの再開。
この後、予約制QSOのため、全区ローラーを敢行しました。これはAJAトップ集団の常識ですHi。私は一睡もしていません。
5時台のAO-7は東区で運用。このパスは18QSOでAO-7の最多交信記録となりました。次のAO-7まで短縮ワイヤーアンテナを速攻で展開し、ローバンドを運用。次のAO-7に備えて北区に移動を開始しました。
ところが、北区と東区の境界付近は住宅地や高層の建物が多く、駐車場も無いために運用できそうな場所が見当たりません。あたふたしているうちに、私の方がスタミナ切れ。0時前から不眠不休でアンテナを展開し、市内を走り回ったためです。AO-7の2パス目は断念して朝食にしました。
最初のVO-52は0時から運用した中央区に戻りました。平地ではないのでAOSが少し遅れます。ループが通ると同時にサテライト史上最大規模のパイル(笑)。東日本では高仰角、熊本では低仰角のためAGCがバリバリに掛かり、ビーム方向がズレたのかAGCが掛かったのは判別が難しいです。7MHzは予告通り後回しにして、10MHzから上のCONDXが徐々に上昇したところで、あまり大パイルにならないように様子を見ながら、次のVO-52も同じ場所で運用しました。
早朝の部で運用できなかった北区は坪井川緑地公園の駐車場で運用。ここのFO-29も大パイルでした。ハイバンドは18MHzあたりまでは呼ばれるものの、そこから上が全くだめ。昼過ぎにCONDXが落ちたところで西区に移動しました。
FO-29の後に運用した西区の10MHzはCONDXが安定しておりパイルが長時間続きました。ついに同一QTH・同一バンドで200QSO超え。休憩しようとCL宣言すると14MHz QSYのリクエストが。午前中、あれだけダメだったハイバンドがしっかり開けており、怒涛の大パイル。4時間連続の運用でトイレが限界となり、南区のスーパーに駆け込みました。
南区でVO-52を運用した後、ひっそりと18MHzなどに出ていました。日没後にもかかわらずCONDXが次第に上昇し、28MHzですら20局以上連続して呼ばれる大パイル。19時過ぎから10~28MHzを巡回して2時間以上呼ばれ続け、最後は7MHz CWを1時間ほど運用して終了。ここでローバンドの運用も考えていましたけれど、翌日に12時間かけて帰宅するには疲れを取らなければならないので、22時30分で打ち止めとしました。
0時から一睡もすることなく、1日で1,817QSOでした。眠くならないようにカフェロップという薬を使っています Hi
【移動地情報】
東区の運動公園、北区の坪井川緑地は、トイレもありおすすめ。南区は運用場所に困らないので特に紹介の必要は無いでしょう。西区は山が多く、条件の揃った移動地を探すには手間取るかも。
中央区は、おすすめできる場所をまだ見つけていません。4月1日は桜が見ごろで、駐車場のある公園は超満員でした。
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