2012年4月29日 北海道移動3日目
留萌郡小平町はサテライトCW/SSBで運用したことが無く、SSB時間切れの可能性を考慮して7時台のAO-7にも出ました。VO-52は予想よりもパイルが薄くSSBも十分にできました。
HFは相変わらずの絶不調。18MHzで何とか1QSO/分のペースが保てる呼ばれる程度で、それ以上のバンドは気配がありません。6エリアがEsで賑わっているのとは対照的です。
こんな状況のためHFの運用は早々と切り上げ、予告していたFO-29の苫前郡は最も北にある初山別村で運用。この頃から風が強くなりました。
FO-29の2便は天塩郡(留萌)天塩町、昨年9月と全く同じ場所です。北海道では携帯電話が通じない場所が多く、一度運用したことのある場所ならば安心です。ここでようやく28MHzが開けました。
夜のローバンドとVO-52は宗谷郡猿払村。広い平地でありながら起伏があり、南側に仰角0度近くまで見渡せる場所、そして携帯電話が通じる場所となると意外に見当たりません。ロケハンに30分ほど掛かりました。あやうく路肩から落ちそうになることも。農道の脇に駐車し、雪の上にアンテナを展開。ローバンドはALL JAの途中であまり呼ばれませんでした。VO-52は、ドップラーシフトが大きくて交信が難しく、他のQTHに移動するには遠すぎ。3パス続けて同じ場所から運用しました。
20時半という少し早めの終了。稚内まで1時間半ほどかかる上、翌朝5時半に稚内港で乗船の準備。夜間は動物の飛び出しがあるので、スピードはかなり控えめに走行しています。2009年5月に猿払村と稚内市で運用した時には行けなかった宗谷岬に寄り道しました。宗谷岬の昼間の写真はよく見かけますよね。夜間はこんな感じです。
記念碑の裏側の消波ブロックに足を掛けて、本当の日本最北端に到達。ここでサテライトを受信固定でやったらどうなるか、AO-7が1日9~10パス(ヨーロッパ等とのウィンドウがある?)など興味ありますけれど、そこまでの余裕はありませんでした。
6エリアでEsを楽しまれた局から見たら信じられないかもしれませんけれど、この日の14~28MHzのQSO数を示します。21MHz以上が見事に枯れていたことが分かります。
- QTH, 14MHz, 18MHz, 21MHz 24MHz, 28MHz
- 留萌郡小平町 30 10 3 1 1
- 苫前郡初山別村 12 13 6 4 1
- 天塩郡(留萌)天塩町 30 31 14 10 7
- 宗谷郡猿払村 39 32 8 8 3
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