2013年2月10日 三宅島2日目
朝のVO-52を登山道の入り口で運用、風が強くアンテナが飛びそう。予報ではさらに風が強くなるとのことで、前日の展望台は断念し、島の北側の海岸で富士山ビームを狙う方針にしました。
最初に見つけたのは、島の北部にある赤じゃり公園。案内板の通りに景色を眺めると、地上付近の雲の上に富士山が頭を出しています。前日の山の上からは見えなかったのに、今朝は空気が澄んでいてハッキリ。標高は低くてもV/UHFが期待できそうです。しかし、この場所は幹線道路に面しており、通行人の視線が気になります。またトイレもありません。富士山の方向が確認できたので、別の場所に移動しました。
続いて伊豆岬。ここは夕日が見える場所としてガイドブックに掲載されており、観光客のことを考えるとアンテナの展開は慎重に行いたいところ。しかし、強風のため訪れる人はいないので、堂々と展開。トイレがあり、砂や塩で手が汚れても安心です。車の正面に富士山が見える向きに駐車し、アンテナを展開しました。
強い西風で海水が飛んできて、車の窓はすぐに塩で白くなります。ギボシアンテナにも次第に白い物が蓄積。144/430MHzは富士山ビームで強力、特に430MHzの反射が良く分かりました。1200MHzは標高が低いため前日ほどの収穫はありませんでした。
午後からはさらに強風。CONDXも28MHzまで開けたのは短時間。風速は10mを超えたようで、海岸に叩きつけられた大波から、海水のしぶきが降ってくる状態。この場所はローバンドのアンテナを展開するには少し狭いので、昨日と同じ場所に移動しました。
夕方からは猛烈な風。この影響を避けるため、アンテナを風向きと平行に張りました。給電部の地上高は3m、両端は園芸用支柱を土に埋めて70cmくらいの高さです。最も垂れ下がった部分は地面スレスレ。これで強風の影響はありません。
VO-52は強風で三脚アンテナの固定ができず、キーイング、ログ記入、周波数調整で手が足りない…足でアンテナ固定を試みました(笑)アンテナの固定ができず信号強度が一定しないパスでした。
3.5MHzは謎のノイズS9+で何局か取りこぼした模様。21時のコンテスト終了を待って1.9MHzへ。1.9MHzはノイズが無いものの、前日と同じく近距離がカスカス。低くてもフルサイズの威力。6エリアや8エリアも聞こえました。
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11日の朝は風速13mという猛烈な風で、外で作業できる状態ではなく、東海汽船は欠航。東邦航空のヘリは強風でも飛べるとのことで空席待ち。席を確保できました。ヘリで大島に向かい、ジェット船に乗り換え。11日のうちに帰宅しました。
共栄荘には大変お世話になりました。御礼申し上げます。
結果
BAND | QSO |
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1.9 | 89 |
3.5 | 251 |
7 | 339 |
10 | 259 |
14 | 75 |
18 | 38 |
21 | 32 |
24 | 24 |
28 | 24 |
50 | 6 |
144 | 18 |
430 | 25 |
1200 | 5 |
SAT | 115 |
計 | 1,300 |
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