2013年3月17日 富山県2日目
黒部市のVO-52は堤防上から。この時期の富山は、どこに行っても南側に雪山が見え、その景色が観光の見所の一つです。しかし無線には少々難しい条件。電波がこの山を越えて欲しいこともあります。V/UHFで1エリアは難し過ぎ。午前8時台としてはハイバンドが上出来でした。
天気は快晴で風が無く、至る所で枯れ草焼きが行われていました。土手などに数m間隔で火を着け、勢いよく火柱が上がって煙が立ち込めます。場所によっては煙で視界が悪く、運転には気を使いました。不思議だったのは、愛知で枯れ草を燃やすと臭いや黒煙が強烈なことがあるのに、富山では臭いがしない。草の種類が違うようです。
下新川郡入善町では海岸で運用しました。東側には山が迫っており、新潟方面に電波を飛ばすのは困難なようです。ここも10MHzで大パイル。しかし次のFO-29の予告に合わせて途中で中断し、下新川郡朝日町に移動。12時頃はハイバンドが良く、10MHzと7MHzがカスカスの状態でした。
次の予告だった砺波市まで長距離移動。途中、需要があると思われる射水市でハイバンドを運用。28MHzが強く、エコーが掛かって聞こえるような感じも。パーキングエリアから長さ2.5mの釣竿で運用でした。
高岡市の運用も検討していました。しかし高岡PAのロケがあまりに悪いため今回は見送り。
砺波市は調整池の脇で運用。ハイバンドも終了間際の感じはあったものの好調。7MHzがすごいパイルで、途中で打ち切ってVO-52を運用。他にもリクエストがあったものの次の小矢部市でも運用したいので移動しました。
小矢部市は農道に駐車。ハイバンドは何とか28MHzまでできたものの流石に10MHzはスキップ。7MHzとVO-52を運用しました。近くに車が停まり、人が出てきて「通報か?」と思ったら、どうも違うようです。近くで枯れ草焼きが始まりました。パイルの火柱に熱中していたら、近くで本物の火柱が…。田んぼの土手に火が着くと1m以上の豪快な炎が上がり、数分後には小さな火となって辺り一面が明るくなり、やがて消えるというもの。暗くなってからの方が火の始末がしやすいからでしょうか。
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