« 2013年4月30日 北海道4日目 | トップページ | 2013年5月2日 北海道6日目 »

2013年5月14日 (火)

2013年5月1日 北海道5日目

01021b201363前日から雨が降り続き、さらに風もあり。朝から雨に濡れると体が冷えて体調管理が大変です。北斗市の移動はトイレのある場所と決めていました。しかし木古内町に近い所では見つからず、結局2010年10月に利用したふれあい漁港公園で運用しました。

コンディションは、まず8時台に14MHzで取りこぼすほどの、どうにもならない状態。7MHzは0エリアと9エリアの一部のみ。時間が経つにつれて少しずつハイバンドが開けるものの、28MHzだけはNG。体が冷えてきて、カイロを何個も張って車内に暖房を入れました。あまりに寒くギボシアンテナのバンドチェンジを避けて釣竿ホイップにしたのも結果的に裏目。

木古内町は海岸近くに何かのイベント会場を発見。風雨が強くお客さんはいないようなので駐車場の一角を拝借。コンディションは午前中よりもさらに悪化したようで24MHzで厳しいと分かると早々と退散。ここから上ノ国町までは山間部の狭い道を走る「険道」。JR江差線が途中に並走しており、線路は山の中に続く…ここにどうやって線路を作ったのか不思議な光景です。

上ノ国町に着いた時には雨が上がり、海岸で10MHzから開始。午前中と違って広い範囲が安定して入感。14MHzもいい感じ。18MHzにQSYした後、突然いつもの客層と違った大パイルに。Jや7で始まらない5文字4文字の局がバラバラのタイミングで呼び始めて、もみくちゃ。突然のEスポ発生、さらにDXクラスタに間違ってAS-147と載った模様。いつもの国内運用の方法で淡々とさばきます。DXばかり30局ほどQSOしたところで突然Eスポが消えてDXが聞こえなくなり、元の国内専門QSOに。

DXのパイルというと、F層の臨界周波数が高い場合を想定していました。ところが国分寺に強いEスポでもEUからのパスができるとは。DX初心者なので、このような伝搬があるとは参考になりました。結局、上ノ国町では1時間ほどのんびり運用するつもりが、7MHzのパイルにも巻き込まれて3時間の滞在。次の松前町まで30kmあります。

01067b301059c日没前に場所を決めておきたいので18時台のサテライトはパス。松前町は東側が巨大な断崖絶壁なので、サテライトで予定している西パスに合わせて少しでも南東に開けている場所を探しました。海岸や漁港は東側に高い崖があってNG。結局、半径1km以内に人が住んでいないと思われる原野の中で運用することにしました。

近くに人間活動が無く、ローバンドはノイズ無し。日没後は明かりが一切無いため、懐中電灯無しではどの方向に歩いているかも分かりません。アンテナの先端(車から35m)から車が見えず、遭難しそう。

コンディションはこの時期、この時間の平均的な感じだったようで、20時台から7MHz国内がスキップし始め。ノイズが無い利点を最大限に活用し、サテライトにも2パス出ることができました。

|

« 2013年4月30日 北海道4日目 | トップページ | 2013年5月2日 北海道6日目 »

移動運用」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2013年5月1日 北海道5日目:

« 2013年4月30日 北海道4日目 | トップページ | 2013年5月2日 北海道6日目 »