2013年5月5日 北海道9日目
最終日となりました。雨が上がった後、ようやく朝の気温が平年並みに戻った感じ。朝6時台のVO-52は洞爺湖町から。前日夜の移動が遅れた場合に豊浦町から出る可能性も残しておくために、どちらの町かは予告しませんでした。伊達市の境界近くに道の駅があり、その裏山にある歴史公園の駐車場から運用しました。町村マニアの方からリクエストがあるかと思いましたけれど、7と10MHzしか開けていない時間帯だったため、あまり深追いせず次に移動しました。
伊達市は線路端の空き地で運用。14MHzがまともに使えない、またまた廃バンドでした。それでもなぜか24MHzが一瞬の浮きでできたり、よく分からない一面も。
室蘭市は以前に運用したことのある海岸。天気が良くたくさんの釣り客でにぎわっていました。ハイバンドは午前中の状態からわずかに上昇の気配があったものの、安定して交信できるレベルには至らず、10MHzに出ようとすると強力な信号がありバンド全体がブチブチと。なんと同じ市内に移動局が出ていました。
白老郡と苫小牧市では白老郡の方がリクエストが多いので、苫小牧市に行ってコンディションが上がるまで暇つぶしするように予定を組みました。苫小牧市では廃バンド、10MHzでは需要が少ないこともあり、あまり呼ばれません。夕方の予想外オープンに期待して白老町へ。Scが利いてきてビームアンテナの方とは安定して28MHzまでQSOできました。伊達市、室蘭市のハイバンドは空白のまま、白老郡のハイバンドは何とか埋まりました。
登別市でもハイバンドを運用。コンディションは次第に落ちてきたものの午前中よりは良い状態。運用中に車の近くから煙が…ビックリしてよく見ると、マンホールから温泉排水の湯気が出ていたためでした。VO-52の運用中に急に激しい雨が降ってきてキーヤーが暴走。水濡れしてしまい、これ以降、最後まで接触不良が頻発しました。
白老町VO-52はMEL10度の西パス。このような低いパスは、AOS方向に川や海がある場所で運用するのがコツ。苫小牧市でFO-29を運用。乗船まで時間があったので勇払郡厚真町の海岸で7MHz CWとFO-29を運用しました。7MHzがこの時間でも安定して入感。乗船前にバッテリーを充電しておきたかったのと、乗船前にあまり大きなパイルになっても困るので、出力は10Wに低減して運用しました。最後は強い雨の中、無事にフェリーに乗船、帰路に着きました。
帰りの船内のVO-52は、朝は熟睡でパス、夕方は船の進行方向と衛星の方向が合わず、聞こえませんでした。
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