2013年12月30-31日 移動3-4日目
朝のVO-52は黒川郡大和町。積雪があり除雪された場所にしか入れないため、運用場所探しは難航。しかし気温は高めで凍結の心配は無い朝でした。
栗原市で次のFO-29。10MHzは4,5,6エリアのみで、近距離は全く聞こえません。
東北道のトンネルを抜けるたびに積雪量が1ランク上がる感じで、岩手県に入ると路面にシャーベット状の雪が積もっています。奥州市で低いFO-29を運用。ここは以前にも来たことがあり西パスが運用できることは分かっていました。
その後、午後から釜石市へ。仙人峠は積雪が最も多かったものの、海岸に近付くと雪はありません。ここでは市内を見学し、お土産をたくさん購入。運用は公園の駐車場で行いました。7MHzと10MHzは呼ばれるものの、ハイバンドはオープンせず、VO-52へ。東方向の海側を除くとどうしても地形の制約があり、サテライトが見える時間は限られます。
再び遠野市に戻ると雪。幹線道路を外れると路上にも雪が積もっています。冬季閉鎖中の運動公園の門の前。積雪は5cm程度、雪で埋まっており、どこまで車を進入してよいか分からないので、現地調達した雪かきスコップで除雪してから駐車。サテライトの後、ローバンドを運用。1.9MHzのコンディションが悪く、QSBを伴ってカスカス。京都の某局からは10分近く呼ばれ続けてようやく交信成立できました。
FO-29の最終便は気仙郡住田町へ。峠の道路は雪で埋まっており、慣れない雪道運転で一時はどうなるかと思いました。MEL 19度で、山間部では難しいパス。雪が降り続いて景色が見えず、カーナビを頼りに一か八か。予想よりAOSが早く、LOSも早いという結果でした。SSBチェンジはできなかったけれど、この状況下では上出来かと。
AO-73の1便は再び遠野市、2便は紫波郡矢巾町で運用。この日の夜の気温は高く、20県並みでした。ハイバンドもローバンドもコンディションがさえない1日でした。
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祭りの前日は寝られるだけ寝ようとして、起きたら9時。休養十分で現地に向かいます。この時期としては気温が高く、積雪はありません。8月に下見した第1候補地も路面状況は良く問題なし。冬季閉鎖中で他のイベントと重なることも無さそうです。
ハイバンドの信号を聞きながら某移動車を探索開始。21MHzで高層マンションの陰で急に信号の弱くなる場所があり、その反対側と推測。平地での運用と思い込んでいたので少し手間取ったけれど、数100m以内に近づけば簡単に発見。オペレーター席のお隣で1時間ほど臨検。楽しいひとときでした。同じパイルを聞いても、オペレーター氏と、私と、テントでSAKE呑んでいる某氏で違う局をコピーすることがあり、そのたびに3人で爆笑。こちらの運用地から4km離れておりカブリの心配は無さそうです。
昼過ぎに盛岡市に行って食料の買い出し。不思議なことに、市になるというのに村内にスーパーマーケットの類はあまり見当たりません。13:30過ぎに滝沢村の運用を開始。やはりパイルになります。ハイバンドで出来る所はやり尽くし、15:30過ぎに一旦中断して村役場へ。8J7Tのアンテナとテントが設置されており、机やリグの準備はこれからとのこと。ご挨拶のみで16:34のVO-52に間に合うように現地に戻りアンテナを設営。
この時JK7NODさんが来訪。サテライトの直前だったので長話できず失礼しました。
使用したアンテナは、1.9~28MHzは離島移動での実績がある特製ギボシダイポール。地上高を低めに、南北方向に展開します。NODさんからもこの方向で良いのかと指摘がありました。でもこれでいいのです。ちょうど柵があり、アンテナの固定は柵に絡ませるだけで済みました。
滝沢村のローバンドは事前の運用が無かったので、パイルと予想していたところ、やはり凄いパイル。3.5MHzで2時間近く、150局の出来。新市でのコールに備えて動作確認で呼ばれた方も多かったのでしょう。その後、3.5と1.9を行き来し、やり尽くしたところで雪が小降りに。どうやら積もりそうな降り方です。このタイミングで一気に50MHzを設営。全ての準備が整いました。21時を過ぎるとコールが少なくなり、小休止。
気温は-10℃以下になることもある、と言われていたものの-2℃くらい(実測)で、特別な寒さ対策は必要ありません。手袋無しでアンテナを触ることができます。むしろ突風や雷(可能性は低いけど)を心配したほどです。23時過ぎにAO-73に出て、いよいよカウントダウン開始。
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