« 2014年4月30日 北海道5日目 | トップページ | 2014年5月2日 北海道7日目 »

2014年5月12日 (月)

2014年5月1日 北海道6日目

朝のFO-29は斜里郡小清水町。原生花園の駐車場です。観光シーズンになると大混雑するそうで、駐車場が300mくらいあって臨時駅も開業するスポットです。今は枯れ草しか無いため訪れる人は少なく、駐車場は使い放題。南側は湖でロケ的にもFBです。

朝の運用というわけで今まで通り18MHzまでは行けるけれど21MHzから上はパッタリ止まる感じでした。知床道路が2日に開通予定ということで、根北峠を経由して羅臼町に向かいます。峠に差し掛かると、路面は乾燥しているもののまだ雪が残っており、地上とは別世界です。

羅臼町に入ってすぐの漁港で運用。トイレがあって安心です。羅臼町の中心地まではさらに20km以上あり、運用するだけなら、そこまで行く必要はありません。ただし、携帯電話が不通になる可能性があるという別の問題があります。

移動の途中、磁気嵐でイオノグラムが真っ黒という話があったものの、思ったほど悪くない感じ。28MHzまでカスカスながら交信できました。しかし13時過ぎから急激にコンディション低下。10MHzと14MHzも不安定になりました。

このタイミングで標津町に移動し、ハイバンド2巡。強風で釣竿が引っ込んで停波することもありました。18MHzから上は全くダメ。さらにVO-52もダウンリンク側のノイズが強烈で0QSO。天気が荒れると、144MHzにもノイズが入ります。

再び羅臼町に戻ると、16時頃から7MHzが良くなってきました。使える周波数帯は使えるうちに運用しておかねば。今までは昼間の7MHzはカスカスだったのに、磁気嵐の影響か7MHzのコンディションが非常に良く、599+10dBクラスの信号がガンガン入ってきます。当然7MHzでも需要はあるはずなので、コンディションの良いうちにしっかりサービスしました。

目梨郡は、離島以外でサテライトの運用が最も困難なQTHと思います。まずアクセスが困難であること、さらに地形の関係で西パスが非常に厳しいです。北上パスが1エリアより先にLOSします。サテライトは3パス運用し、最後は空振りCQになりました。

夜のローバンドは1.9MHzが前日同様パッとしません。3エリアより西が一発で返ってきません。伝搬がかなり悪そうです。撤収時には霧雨になり、一時は視界が100mほどしか無かったほど。雨や雪は対策が可能だけれど、それより怖いのは雷と視界不良です。ノロノロ運転で濃霧区間を過ぎ、無事に帰還できました。

宿泊は中標津町の温泉付きホテルでした。中標津町は空港があり大きな規模の町です。

|

« 2014年4月30日 北海道5日目 | トップページ | 2014年5月2日 北海道7日目 »

移動運用」カテゴリの記事

コメント

知床は、ウトロから羅臼がお薦めです。峠を越えると眼下に北方領土が広がりますから。最初見たときは信じられませ
んでした。逆ではあの驚きは味わえない。

投稿: JA8AWR | 2014年5月14日 (水) 16:02

1日遅ければ北方領土が見えたかも。それは知らなかったです。

投稿: JO2ASQ | 2014年5月20日 (火) 22:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2014年5月1日 北海道6日目:

« 2014年4月30日 北海道5日目 | トップページ | 2014年5月2日 北海道7日目 »