2014年5月5日 北海道10日目
最終日は車中泊。浦幌町の中心部を通り過ぎてしまい、豊頃町に来て、さらには大樹町まで来たけれど、開いている店がありません。前日12時からほとんど食べていないのに…非常食でしのぎ、3時間の睡眠で翌朝5時台のSATに備えました。
浦幌町と豊頃町の橋の両端で、5時台VO-52を豊頃町、6時台FO-29を浦幌町、7時台VO-52を再び豊頃町で運用。VO-52は同じQTHが2回続きました。。
広尾郡大樹町に移動し、FO-29を運用。これにより8エリア全市郡区からの運用完了。白老郡から始まり、ちょうど5年かかりました。
ハイバンドは28MHzまで何局かできたものの、近距離はカスカスでした。ここから浦河町までは長距離の移動です。良い天気で、サクラが咲き始め。新緑の上ではたくさんの馬が草を食べています。道路には鹿も登場。
浦河町は漁港で運用。風が強くなってきました、14MHzが少し開けてパイルに。28MHzは4エリアと6エリアがカスカスで入感。1エリアがScで少しだけ聞こえました。ここのHFはリクエストが多かったものの、21MHz以上は期待外れでした。
日高郡新ひだか町は花見で大混雑。市街地の渋滞を避けて裏道を通り、海岸で運用。ものすごい強風になってきました。午前よりコンディションが低下、28MHzは2エリアの特定地域しか入感しなくなりました。
ここは道路が1本しかないため、コンビニに入る車が並んでいるなど、渋滞が発生。
新冠町は手頃な駐車スペースが見つからず、道端をよく見ると、公園400mの看板を発見。行ってみると小さな駐車スペースと、馬と触れ合える場所がありました。高台でロケも良く、強風のため誰かが来て屋外で何かをするような天気ではないため、ここに決定。
Esとは行かないまでも、各バンド弱いながら聞こえており、QSY宣言したあとも呼ばれる状態。ここだけで2時間以上運用したため、これから通過する沙流郡と勇払郡の運用予定が無くなってしまい、VO-52を1パス欠席して時間を調整、FO-29を1パスだけ運用しました。
その次のVO-52とFO-29の連続パスは、間隔が10分ほど空いているため、沙流郡日高町と勇払郡むかわ町の境界で運用。境界に道路があり、両側に駐車スペースがありました。ここならワープ可能。HFを運用するには時間が足りないため、お土産タイムにしました。
夜になると雨が降り始め、風も相当強まってきました。今回の大移動は天候にはかなり恵まれた方です。しかし、最後の最後で激しい暴風雨が来ました。
苫小牧の港の近くは道路が冠水しており、激しい雨に驚いたキツネが道端に現れるといった状態。道路の水没を避けるため1段高くなった場所を発見。南側ははるか遠方に工業地帯が見える他は、一面の草原です。
10日間を締めくくる苫小牧市。どのバンドも激しいレインノイズで受信に苦労しました。1.9MHzはs9+のノイズで、8エリアが1局できただけ。7MHzは強風で釣竿を立てることが困難なため、走行可能なモビホで運用。それでも、本州側に障害物が一切無いため激強の信号でした。最後にCLと打つと、TUが何回も返ってきました。各局ありがとうございました。
フェリー乗り場に着くと、10日間車内で座りっぱなしだったための全身筋肉痛と疲労でバテバテ。パドルを持つ手は握力が無くなり指が伸ばせない状態。船内では食べて寝るだけ。10日間、無線三昧の夢の世界から、現実に戻ってきました。
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コメント
暖かい春が裏目に出ましたね。札幌からも花見客がたくさん来るので。私は少し早めの平日にしか行ったこと
ありません。8全市全郡ですか。すごい。私は利尻、奥尻、それと雨竜の新郡と札幌の区も。あと松前も出てないかも。
投稿: JA8AWR | 2014年5月25日 (日) 12:06