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2014年11月 4日 (火)

2014年11月2日 宮古島市2日目

朝食前にホテルを抜け出して、市街地にある平良港でFO-29を運用。目の前に見覚えのある船が…。2012年7月の多良間村移動の帰り、台風で飛行機が欠航した時に乗った船でした。

この日も朝から猛暑。しかし、天気が一変するとは予想もしませんでした。

朝8時台に7MHzをやれるところまでやって、順にQSY UP。F層の臨界周波数はあまり上がらなかったものの、28MHzまで強い局はしっかりと付いてきます。ただCONDXはあまり良くないようで、50MHzは1局もできませんでした。

11時を過ぎるとハイバンドも呼ばれなくなり、昼食へ。

昼食の間に買い物をしていると、買い物する前まで日差しがあったのに、途中の10分ほどの間に大雨。あまりの天気の急変にビックリ。雨雲レーダーを見ると1時間ほどで雨は上がるようだったので、その間に昼寝して天候回復を待ちました。

雨が上がった後は風が強くなり、予報によると風速9~10m。車が揺れたり、アンテナが強風でブーと鳴ったりする一歩手前の状態です。車のドアを片手で開けられないレベル。このあたりの対策は今月のFB NEWSに書いた通りです。今回は全バンドがダイポールなので、最小限の高さにすることと、風上側にステーを1本張ることで対応しました。

本土の方はDXが大オープンらしいけれど、こちらは21MHzでUAからポツポツと呼ばれるだけで、24MHzと28MHzは空振り連発。

サテライトは強風でアンテナのビーム合わせが難しく、ループを見失うことも。また、仰角の高いパスになるとドップラーシフトが大きく、SSBで送信中のわずかな時間に周波数が動くため、一発で取れないことも多々ありました。

日没後はハイバンドはさっぱりダメで、前日のようなパイルはありません。7MHzはノイズレベルが高くて受信が厳しく、カスカスの局に呼ばれてもコールを取れる自信がないためQRPで送信しました。ノイズレベルが高い時にはこのような判断も重要です。

1.9MHzと3.5MHzはフルパワー送信に戻しました。前日でかなり需要は満たしたようで、本州の天気も悪いこともあってコールは少な目。ノイズはあるもののCONDX自体は悪くなく、前日できなかった1.9MHzの8エリアができて、最後はのんびりCQ。ノイズをかき分けて何回もコールして、浮いたところでようやく交信できる局も多かったです。20時45分に終了。

Sメーターが振れる強さの信号でも、帯域外から入ってくる外来ノイズでAGCが作動し、信号強度が急激に変わってブツ切りの信号になります。こういう時のローバンドの受信は難しいです。

年末の沖縄移動もローバンドの移動予告を出しているけど、このように日によって当たり外れがあり、1日で全部需要を満たすことは難しそう。ローバンドのアンテナが沖縄方面に向いていない、という局ではどうなのか…。

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