2015年12月28日 種子島2日目
この日は西之表市と中種子町の2か所で運用するため、まずは島の東側の海岸で西之表市と中種子町の境界付近を目指します。
境界付近は断崖絶壁で平地が無いため、小さな漁港のある場所で運用。人通りが少なく通報されることは無さそうです。
朝はまず7MHzで130局ほど、ところが10MHz近距離がなかなか開けず、Scも局地的にしか落ちてこないので、QSOのペースがガタ落ち。各バンド巡回しても1時間25QSOという廃バンド状態。12時過ぎに急に14MHzと18MHzが良くなって、このまま上のバンドまで行けるかと思ったら、21MHz upは無感。FO-29を運用して次の中種子町に向かいました。
この日はかなりの強風で、予報では風速14mと出ていました。運用中や運転中に車が揺れるのは当然。車のドアを開けると砂ボコリや葉っぱが渦を巻いて車内に入ってきます。中種子町の運用は、できれば風除けになるような崖の下などで運用できれば…と考えました。
中種子町には増田宇宙通信所があります。行ってみると展示室が公開されているとのこと。見学するか移動運用するか…かなり悩みましたけど、中種子町SATだけは絶対に外せないので、外観写真だけを撮って出発しました。
結局、風除けになるような運用場所は見つけられず、前回の中種子町の運用で、確か空港に隣接する公園に良い場所があったと記憶。そこなら確実に運用できるはずなので、遠回りルートで空港へ。ちょうど風除けになる防風林があり、サテライトのアンテナが吹き飛ばされずに済みました。ただ、北側は障害物があり、サテライトが早くLOSしてしまうのはやむを得ないところです。
到着からFO-29まで少し時間があり、まずは14MHzからスタート。ここで10MHzに出てしまったりすると1時間パイルが続きます。ハイバンドのScはまずます。10MHzと7MHzは予想通りの大パイル、しかし日曜日だった前日よりはパイルが薄い感じでした。夜のローバンドは、1.9MHzが全くノイズ無し、しかし7、8エリアはカスカス。3.5MHzはドラゴンノイズでパイルになると一発で取れずに苦労しました。
XW-2Aに初めて出ました。周波数はほぼ公称値通りのようです。高度が低いためドップラーシフトが強烈でした。
ものすごい強風で、一時は伸縮ポールが曲がって畳めなくなるのではと心配しましたが、風が弱まったタイミングで何とか撤収できました。
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