2016年3月18日 沖永良部島1日目
沖永良部島の2町、知名町と和泊町のCWがレアということで以前からリクエストがありました。離島で移動運用する方法は既に確立しているので、いつ行くか?だけの問題です。
Eスポが開けまくる時期では短時間の運用では物足りないだろうし、暑い時期は日差しが強烈でまさに焼ける感じ。というわけで、20県との温度差が小さく台風も来ないこの時期に予約を取りました(予約が取りやすかった、安かった…などの事情もあります)
20県の住民が46県の離島に行くには、名古屋(中部)-鹿児島はA社、鹿児島から離島便はJ社となります。乗継割引は一切無く、交通費がとても高くなります。J社乗り継ぎだけで沖縄の離島に行く方がはるかに安いです。
1日目は荒れ模様の天気予報。大移動では天気が荒れるという法則が発動。鹿児島空港では激しい風雨で飛行機が遅れており、さらに通常は50mほどの距離を歩いて搭乗するところ、歩くと雨で濡れてしまうため、わざわざバスが用意されるというほどの悪天候。沖永良部に付いた時には雨は上がっていたものの、かなりの強風です。
和泊町、知名町とも市街地は島の南側にあります。運用場所としては北側に海がある方が良いので、市街地から車で20~30分かけて島の北側に移動します。1日目は某アワードの対象地になっており、空港にも近い和泊町で運用することにしました。
和泊町の北側の海岸は起伏が激しく、海岸付近に車で乗り入れできる場所が限られています。南西からの強い風と雨を避けるため、運転席の窓が北東を向くように駐車できるとベストです。雨が降っている時に泥だらけの場所には入りたくないので、できれば舗装されている道か砂利道を探そうと20分ほどウロウロ。これといった場所が見つけられず、1日目は滞在時間も短いですし、とりあえず農道で運用することに。
16:30頃に7MHz CWからスタートするとすぐに猛烈なパイルが始まりました。近距離が満遍なく開けていて、こちらのコールバックが呼び倒しに掻き消されてしまう良くないパターン。おまけに、平日とあって休日とは客層が違うようです。
粘り強いパイル捌きの結果、100局を超えるとカオス状態が解消されてきて、呼ばれなくなったところで10MHzにQSY。19時近いのに国内がかなり開けていました。昨年4月の西表島では、こんな時間に開けてなかったのに…。10MHzは各局の信号強度に差があるため、パイルを仕切りやすくなります。14MHz UPは全くダメでした。
3.5MHzはパイルが猛烈なため、時間の余裕をみてまずは1.9MHzから開始。1.9MHzでもパイルが続きました。3.5MHzのパイルは、平日でお客さんが少なかったのか、大きな混乱はありませんでした。AO-73は強風でアンテナが固定できないため信号が弱く、ドップラーシフトについていけずにパスのごく一部しかループが取れませんでした。受信固定で遠距離交信をしようとすると、ドップラーシフトを合わせるまでに慣れが必要です。
夜食の都合、また雨で濡れて風邪を引くかもしれないので、1日目は21:40に終了しました。この島のコンビニは23時までの営業のようです。
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