2016年4月28日 8エリア大移動1日目

8回目を迎えるGWの8エリア大移動。これまでも長期間の移動でいろいろなことがありました。突発の用事、安全上の問題、体調の不安…これまで無事に帰還できて、本当に運が良かったと思います。今年は原則として1日4か所の運用予告として、無理な移動をしないように計画を組みました。

今年は帰りのフェリーが敦賀-苫小牧でなく小樽-舞鶴に変更となりました。帰りに苫小牧方面には行かないため、最初の運用は苫小牧東港がある勇払郡（胆振）厚真町としました。

船上でニュースを見ると北海道は雪の予報とのこと。タイヤチェーンは持参しているものの、長距離の移動には向かないため、できれば影響を最小限に抑えたい…。北海道に近づくと天気が荒れており、船の揺れも強烈でした。

津軽海峡に差し掛かると船内でスマホが通じます。天気予報の詳細を見てみると、雪の予報は沿岸と山間部が中心。千歳市周辺は気温があまり下がらず、雨（雪の可能性あり）となったため、29日の午前中は安平町で長時間滞在できる場所を確保し、気温が上がって雪の心配が無くなったら千歳市に移動することにしました。千歳付近は雪が降らないので新千歳空港を造ったと聞いた記憶があります。

フェリーを降りると大雨。気温4℃で、前日まで25℃近い所にいたため防寒着を着ていても手が震えます。雨の中とりあえず1.9～28MHzまで運用。10MHzは6エリア限定でした。運用中、アンテナにガガガ…という衝撃が来て、マッチングが合わなくなりました。車外に出て懐中電灯を照らすと、なんとアンテナにキツネのような動物が引っかかっていました。近づくと動物はすぐに逃げていきました。何かが起こる大移動、今回も予想外のスタートです。

夜のFO-29は苫小牧市、安平町と運用し、安平町でトイレ、コンビニが近くにあり長時間滞在できる場所を確保しました。