2016年5月2日 8エリア大移動5日目

FO-29は士幌町と上士幌町、この2町もリクエストが多かった所です。その前に7MHzが未運用だった河東郡鹿追町の境界付近の公園で軽く運用。帯広からこの地に移動する途中でEスポが出ていた様子で、9時前に到着した時には既に終わっていました。

士幌町は以前にも運用したことがある道の駅です。コンディションは良いとはいえないものの、突然浮いてきてハイバンドが1バンドだけタイミング良くできてしまう、不思議なコンディションでした。FO-29は11:31からなので、11時に終了して昼食に行こうかと考えていたところ、コンディションが次第に上昇し、ハイバンド2巡目に突入。FO-29の後に昼食となりました。

上士幌町は弱いながらもEスポが出ました。28MHzで1エリアからフワフワとした信号で呼ばれ始めます。ガツンとした入感ではなく、さすがに50MHzは無理でした

次の本別町までは長距離の移動。本別町で夜食を確保しようとしたところ、この付近には民家はあってもコンビニが1軒もありません。非常食でしのぎ、堤防上で運用を開始しました。

本別町の次は池田町を予告したため、最初は境界付近での運用を考えていました。北海道では町村の境界付近は国道の1本道になっていることが多くて駐車スペースが無く、某局のように一瞬での町村ワープは困難です。大きな橋の近くならば堤防上や河川敷で広いスペースが確保できて、周辺に民家も無いため好都合です。

長距離移動中にコンディションがアップし、本格的Eスポ到来。14MHz UPは各バンドで40局近い、猛烈なパイルが始まりました。28MHzも1エリアががしっかり入感し、50MHzで20県が何局か聞こえました。XWシリーズは3連続衛星に全て出る時間が無く、ここはXW-2Fの天頂パス1回に限定し、1パスで32QSOできました。XWシリーズにおける1パスQSO数の世界記録は間違いないでしょう Hi

16時に本別町の運用を開始し、パイルが終わると19時、既に日没です。池田町も橋の近くの堤防上で運用を開始、暗くなってもまだまだEスポが粘りを見せました。ここのAO-73の高めの仰角の1パスだけ運用。21時を過ぎても28MHzで20局と交信、さすがにカスカス信号となり50MHzは無理そうでした。中川郡(十勝)はどの町も7MHz CWのリクエストが多く、ここでもパイルに。最後はローバンドを投入。アンテナを設置したら22時30分を回っていました。ローバンドは空電ノイズがありながらもコンディションは良く、CL宣言は23時20分となりました。

この夜は風が無く、冷え込みもないFBな天気でした。