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2016年8月17日 (水)

2016年8月15日 長崎県4日目

この日は島原半島の3市です。運用場所としては特に難しくなく、海岸でロケの良い所を目指すだけです。

ただ、島原市のSATに適したパスが見当たらないのが気掛かりでした。一応、西日本限定のFO-29で予告を出したものの、これでは需要を満たせません。XWシリーズやAO-73に時間を合わせようとしても無理が生じます。そこで9時台のMEL 3°のFO-29の東パス1点賭けにしました。東側は全て海なので、このパスでも運用が可能です。

この日も猛暑。雲仙市と島原市付近の海岸の状況を確認し、まずは雲仙市側で店開き。Eスポの気配は無く、7MHzが安定して聞こえており長時間のパイルが続きました。そしてFO-29の時間に合わせて島原市に移動。

ところが、某掲示板に(平日午前はOFFのはずの)AO-73が動いていると書き込みがあり、急いで準備。プリントアウトしてきた軌道要素にはAO-73を掲載しておらず、軌道要素を確認して緊急登板。何とか4QSOできました。

そして万全の備えでFO-29の東パスに備えました。結果は26QSO。SSBは流石に少なめでしたが、CWは何とか需要を満たしたかと。驚いたのは、QSOした局の中で唯一当局よりも低仰角と思われる42県とQSOできたことでした。

再び雲仙市に戻り、10MHz UPへ。コンディションが悪く、ハイバンドが聞こえないとの書き込みがちらほら。しかし28MHzでも強豪局はしっかり飛ばしてきます。FO-29に出た後、パイルが収まったところで島原市へ。相変わらずEスポの気配は無く、7MHzと10MHzを重点的に運用して、遅い昼休みの後、南島原市に移動しました。

南島原市に入ってすぐの所にFBな道の駅があり、食事とプチ観光を楽しんだあと、海岸付近の誰も通らないような道端で店開き。ここは諫早市から50kmあり、アクセスが難しいことから7MHzなどでもリクエストが多かった所です。10MHzと7MHzでは猛烈なパイルが続きました。

17時台のXWシリーズは3衛星が少し間が空いていました。合間にも7MHzを運用。衛星の時間が迫っているのにクラスタに上がったので、衛星が終わって時間がある時にセルフスポットしました。

ところで、ここで異変が。誰もいなかった海岸に人や車が集まってきました。しかも、その数が半端ではありません。以前、18県某所で運用中に、祭りの神輿が横を通過したことがあったので、その手の行事とすぐに直感し、行き止まりの側道に退避しました。

夕暮れとともに、あちこちで精霊流しが始まりました。提灯の乗った精霊船を担いで、大きな掛け声とともに町中を移動し、爆竹が鳴り響くものです。側道に退避したにもかかわらず、その場所にも関係者の車が入ってくる状況。猛烈な爆竹の音と掛け声にしばし見入っていました。さらに海上でも、船で精霊流しが始まりました。

そんなわけで、南島原市の夜の部ではカスカス信号が全く聞こえませんでした Hi

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16日の帰路はFO-29を直方市と美祢市で運用。その後は断続的な渋滞で、所要時間が読めず、SAやPAに駐車することも困難なため、以降の運用は休場しました。

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