2017年1月7日 福岡南部ローラー
午前5時のXWシリーズから始動です。しかも最初のXW-2DはMEL4°。といっても、大川市は見渡す限りの平地なので、低いパスでも全く問題ありません。
XW-2Dはオフセットの変動がほとんど無く、AOS直後に一発でループが取れます。一工夫すればAOS前のマイナス仰角でもQSOできそう。しかし時間が短いため大パイルになり、SSBまでなかなか手が回りません。SSBのタイミングを見計らう頃に次のXW-2Bが来てしまいます。
また、パス前後には1.9/3.5MHzも運用しました。サテライトの合間の数分でローバンドを運用し、すぐに場所を移動…画期的な移動スタイルです。
三潴郡大木町はXW-2A、2D、2B、2C、2Fの順で5連続。ここの道の駅は昼間に来ると楽しそうですが、夜なので何もありませんでした。残念。
筑後市は広域公園というFBな場所があります。温泉等もありますが時間の都合でパス。8時台になると3.5MHzは3エリアまで、1.9MHzは近距離だけになります。7~28MHzで佐賀県とつながった他は、10MHzで7エリアが聞こえただけでハイバンドの成果はありませんでした。
サテライトで大パイル中に同業者の方が来られて、コールサイン入りの名刺を頂きました。お話する時間が取れず申し訳ありませんでした。
みやま市は筑後市の対岸。ここも以前に来たことがあります。なぜか5エリア方面が良く聞こえます。コンディションが上がってきて14MHzで1エリアが聞こえ始めたものの、18MHzはサッパリでした。
八女市は堤防上から。MEL 5°のUkube-1はループが取れず、MEL 24°のFO-29で一発勝負でした。HFは10MHzで1エリアが開けてプチパイル。6エリアでこのパターンになると交信数が増えます。しかし14MHzは聞こえない、よくあるパターンです。
Ukube-1の天頂パスは八女郡広川町のSAで運用しました。
夜のローバンドは朝倉郡筑前町を予告しました。昼間のうちに場所を決めて、ハイバンドを運用することに。しかし、なかなか良い場所がありません。広い農地と、住宅密集地の両極端な場所で、農道で駐車できるような場所はありません。某08県移動局のように、農道に発電機を置いて逆Vを展開…は、九州では農道の幅が狭いために困難です。
農道での運用はあきらめて、住宅地の中の広い公園を発見。民家や線路が近接しており、人通りも多いですが、配達のトラックや、車内から演歌などを大音量を流す謎の車もいたりして、通報される可能性は少なそうです。7MHzを運用した感じでは都市ノイズも無く、夜のローバンドもここで運用することにしました。
筑前町は広い農地があるものの、移動運用となると適地が少なく、ローバンドが超レア?になるのもうなずけます。
うきは市と朝倉市はワープ可能な堤防上です。この付近は山に囲まれているため、サテライトを運用するには、ここしかありません。高速道路でのアクセスも良いため、第1回九州移動で発見して以来、いつもここで運用しています。うきは市は16時台に7MHzが近距離スキップしてしまい、ローバンドにシフト。XW-2D、2B、2Cと運用して、9分間で朝倉市にワープしてXW-2Fと2A。さらに朝倉市ローバンドも投入。限られたパスを有効に使うことができました。
筑前町に戻った頃から雨が本降りになり、20時を過ぎるとローバンドも近距離スキップが始まるとみて、早めの運用を仕掛けます。1.9MHzはロングワイヤーでもQSBが激しく、アンテナがショボいのではなく本当にコンディションが悪そうです。3.5MHzは近距離が全く聞こえず、20県あたりが+20dB以上振ってくる状態。クラスタに上がっていないはずの3.5MHzが大パイルになり、AO-73の後に30分以上運用してようやくパイルが終息しました。
朝練の寒さから、雨降り特有の生暖かい天気へと急変し、体調もイマイチ。夜のSATもめぼしいパスが無く、宿までも遠いため20時40分で撤収しました。
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