2017年4月28-29日 8エリア1-2日目

今年で9回目を迎える大型連休の8エリア大移動。気が付けば8エリア全市区町村での移動運用完了まで残り7町村でした。そこで、今回はその7町村での運用を狙って、かなり強引な? 予定を組みました。

上陸時の気温は10℃の小雨。寒さは全く感じませんでした。夜のFO-29とローバンドを狙って白老郡白老町に移動。ローバンドの長いアンテナを展開するために、パーキングエリア運用ではなく、ICで一旦降りて市街地に近い所で運用することにしました。

1.9MHzから開始。新車でロングワイヤーアンテナを使用するのは初めて、また、ローバンドのロングワイヤーも1.9MHzの調整用ギボシを増設したばかりで、このアンテナと車の組み合わせとしては練習無しでいきなり本番。調整は問題なく進み、風雨が強くなっても安定して使用できました。ローバンドはノイズは少ないものの、コンディション的にはあまりパッとしませんでした。

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翌朝は白老町のPAで午前4時台のXWシリーズから開始。2日目の移動予告は白老町-登別市-室蘭市-伊達市-豊浦町-長万部町とPA・SAが並んでいる市町です。黒松内町にはPAが無く、何度も通過しているはずなのに、未運用町村の一つでした。

8エリアは日の出が早いため、午前4時半には既に明るくなり始めます。過去の大型連休の移動運用で、早朝にローバンドのリクエストが何度かありましたが、午前5時を過ぎるとローバンドはほぼ困難と考えて良いでしょう。午前5時台から7MHzが開けており、コンディションはまずまず、6時過ぎには10MHzで6エリアとできました。

天気は晴れ時々曇。気温がすぐに上昇し、完全防寒体制では暑さを感じます。続く登別市は午前7時台から7MHzが全開。8時を過ぎると10MHzも聞こえてきて、予想外の大パイル。室蘭市のFO-29を運用するためHFは10MHzまでで時間切れとなってしまいました。

室蘭市も7→10→14MHzと行った先で大パイル。ここも次の伊達市FO-29を運用するため途中で時間切れ。伊達市では7MHzは弱かったものの10、14MHzが絶好調。6エリアは28MHzまで行けました。朝食は苫小牧市のSAのコンビニで調達したのみで、ようやく伊達市のSAで暖かい食事に期待したところ、パイルが予想以上で昼食時間帯に突入してしまい、食堂は大混雑。とりあえず売店で軽食を調達し、次の豊浦町のPAに移動しました。

ポカポカ陽気の中、豊浦町ではハイバンドが好調。イオノグラムは5～6MHz止まりで、本格的なEsではないものの、1エリアが24MHzまで開けており、いよいよEsシーズン到来の様子。しかし、15時頃から急降下し、16時前に長万部町の公園に着いた時には14MHz止まり。夕方のオープンはなく、10MHzと7MHzでパイルをさばきました。

18時では8エリアでもまだ明るく、3.5MHzはまだ信号が弱い感じ。さらに1.9MHzにQSYすると、4エリア某局もカスカスで、相当コンディションが悪そう。お手軽ホイップでは交信できそうになく、いつものロングワイヤーを展開。13県までは何とか飛びましたが、19県や20県とは呼ばれたのは分かってもQSBで途中で落ちてしまいました。

宿の門限の都合で、黒松内町は21時に店じまいの予定。黒松内町は駐車スペースが見当たらず、あっても本当の原野のため、境界付近から離れた道の駅に移動。19時30分から速攻で1.9MHzを開始。既に暗くなっているのにカスカスで、ローバンドはコンディションが悪そう。こちらの天気は良いのに、かなり強烈な空電ノイズが入ってきました。AO-73の後、3.5MHzもやはりコンディションが悪く、あまり呼ばれませんでした。

結局、この日唯一のグルメのチャンスを逃してしまい、毎度おなじみの「セコマ飯」でした。グルメレポートはありません Hi