2017年5月2日 8エリア5日目

旭川市で宿泊、この日はリクエストが多かった士別市・名寄市狙いです。

名寄市は宿泊施設があり、ここで宿泊すれば周辺の市町村を余裕を持った日程で移動することも可能です。今回は、通過する全部の町村で運用しようと欲張って予定を組み、車中泊としました。

朝は旭川市でFO-29を運用。大都市は意外なリクエストがあるものです。旭川市は市街地では運用が困難なため、郊外の駐車場を利用。HFは時間が早かったこともあり、7MHzと10MHzで短時間運用。すぐに和寒町に向かいました。

和寒町は昨年も運用しており、特にリクエストはありません。しかし、時間の都合上、ここでFO-29を運用するとちょうど合うので、一応予告しました。

FO-29の1時間前に到着。7MHz、10MHzとも程よいパイル。さらに14MHzもパイルが厚い。ここでまたしてもEスポ発生。しかもかなり強力そうです。こんな時は、下のバンドから順に上がっていくと途中でフェードアウトしてしまうことがあり、FO-29の後でまずは50MHzで先手を打ち、下がっていくQSYパターンを取りました。

結果はそれで正解で、50MHzで3局できた後、28MHzから順に下がって14MHzまでの各バンドで20～30局をログインできました。

剣淵町も昨年運用しており、サテライトの足跡だけでも残したいので士別市との境界付近へ。弱いながらもEスポは継続中、さらにはScで8エリア内も聞こえました。

次のUkube-1で士別市から運用しようとしたところ、手頃な場所が見当たらず、住宅地の中でゲリラ運用してすぐに撤収。LOS方向に建物があり、UKube-1のこのパスはトラポンOFFが多くてSSBは失敗。その後、サテライトには向かないけれどHFには十分な駐車場に移動。Eスポは消えており、上のバンドは4・5・6エリアの強力な局だけ聞こえました。

名寄市は道の駅で運用。Eスポは既に消滅し、21MHzでかなり不安定、24MHzは交信数がかなり少なくなり、28MHzは1局^^。17時台のXWシリーズを運用、18時台ではまだこちらも十分に明るく、ローバンドが期待できないので、XW-2Aで士別市のSSBを狙って移動、そして美深町に移動しました。

到着してすぐにEO-88を運用するも途中でOFF。平日のためAO-73も途中でOFFになるため、使える衛星はFO-29だけです。しかも山に囲まれたロケで、時間は短そう。

サテライトの時間配分を考えている途中でイオノグラムを見ると、夜になってまたしてもEスポ発生。20時台なのに10MHzや14MHzでパイルになる予想外の展開。ローバンドの長いアンテナを展開する時間も無く、お手軽アンテナ。ここでは下のバンドから順に上がり、21MHzの運用途中でフェードアウトしました。Eスポ延長戦対応のため、FO-29が同じ場所から2パス運用できて需要を満たせました。ローバンドは3.5MHzのコンディションが良かったものの、1.9MHzは相変わらず近距離限定でした。